
東京都中央区に本社を置く「消火栓標識」は9月26日(金)、サッカー漫画『キャプテン翼』の原作者・高橋陽一氏が代表を務めるサッカークラブ「南葛SC」を応援する広告看板を、地元の大手玩具メーカーである「タカラトミー」の提供により、京成立石駅周辺の消火栓標識に設置した。
「南葛SC」の選手らも看板設置に立ち会った。
看板広告収入で成り立つ消火栓標識
消火栓標識とは、火災の際に速やかに水を供給できるよう、地下にある「消火栓」の位置を示す標識。消火栓標識は全国に約12万本あり、主に民間企業によって維持管理され、その費用は「赤い円形の表示板」の下にある横長の広告枠による看板広告収入で賄われているという。
消火栓標識の設置と適切な管理が進めば地域防災に役立つが、東京都内では約80%、葛飾区では約95%が未利用と広告枠の存在自体の認知度が低く、利用が進んでいないそう。現在は各企業の努力でなんとか維持管理ができているそうだが、将来的に管理が難しくなる可能性があるという。
「消火栓標識パートナーシップ制度」を創設

「消火栓標識」は、地域防災に関心の高い企業が広告を出しやすくするために、地域密着型のプロスポーツチームと連携し、広告スペースの活用とチームの応援を両立する「消火栓標識パートナーシップ制度」を創設。2024年の制度開始以降、Jリーグ・アビスパ福岡やモンテディオ山形、プロ野球・楽天イーグルスなど、全国各地のスポーツチームとの連携が進んでいる。
同制度では、地域と深い関わりを持つ企業がスポーツチームを応援する看板広告を設置。広告収入は消火栓標識の維持管理のほか、一部がチーム運営に役立てられる。チーム名やロゴが入った広告はその企業がチームを応援していること、地域防災に貢献していることの証になるため、企業にとって大きな意義があるという。

チームと広告出稿企業、それぞれのメリットを詳しく紹介しよう。
「地域の防災に貢献!」できるのが、チームのメリット1つ目。標識で消火栓の位置がわかるようになり、火災時に早期の消防活動開始につながる。「チームが盛り上がる!」のが2つ目。地域にチーム名やロゴが入った看板が設置されることで、地域からの応援熱アップにつながるだろう。「チーム運営費の確保!」が3つ目。広告費の一部がチーム運営費用として提供されるため、運営資金として活用できる。
広告出稿企業のメリットも見ていこう。1つは、「チームの応援ができる」ことだ。資金提供以外の方法でチームをサポートでき、看板が支援の証になる。また、「地域の防災に貢献」することで、消火栓標識の維持・管理に貢献でき、地域、チームから感謝されるCSR活動ができる。
「消火栓標識」は今後も全国でスポーツチームとの提携を進め、地域防災の推進、チーム応援に取り組んでいくとしている。
「タカラトミー」のコメントを紹介
今回、「タカラトミー」は、サッカークラブ「南葛SC」応援広告を消火栓標識に設置。京成立石駅周辺に10カ所掲出しチームと地域防災を支援する。

「タカラトミー」は、「私たち株式会社タカラトミーは南葛SCと同じ葛飾区に本社を構え、鉄道玩具『プラレール』やダイキャスト製ミニカー『トミカ』、着せ替え人形『リカちゃん』、現代版ベーゴマ『ベイブレード』変形ロボットキャラクター『トランスフォーマー』といった年齢、性別にとらわれない玩具やコンテンツなどの“アソビ”を世界に提供しています。
2023年シーズンより「南葛SC」のパートナーを務めているつながりで、消火栓標識に応援看板を提供させていただきました。看板カラーは街の風景になじむ青色を採用。地域のみなさまにコラボ看板を目にしていただくことで、チームの応援だけでなく、地域防災にも寄与できればうれしく思います」とコメントしている。
京成立石駅周辺に足を運んだ際は、消火栓標識に設置された「南葛SC」を応援する広告看板広告看板をチェックしてみて。そして、「消火栓標識」、「タカラトミー」、南葛SCそれぞれの取り組みに注目していこう。
消火栓標識 公式HP:https://syokasen.co.jp
南葛SC 公式HP:https://www.nankatsu-sc.com
(ソルトピーチ)
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