「イベントレポ」BOYNEXTDOOR、初の単独コンサートツアー日本公演がスタート!(オフィシャルレポート)

取材レポート/TOPICS/PHOTO

(P)&(C) KOZ Entertainment.

グローバルな人気を誇る6人組ボーイグループ・BOYNEXTDOORが1月30日、東京・立川ステージガーデンで初の単独ツアーの日本公演をスタートさせた。『BOYNEXTDOOR TOUR ‘KNOCK ON Vol.1’ IN JAPAN』と題したこのツアーは、昨年12月に仁川 (インチョン) インスパイアアリーナで開催したコンサートを皮切りに、日本では6都市で計12公演を開催する予定。すでに全席が完売しているほど注目を集めている。

定刻の時間になると、メンバーたちは壮大なイントロに導かれるようにステージへ。オープニングを飾ったのは日本デビュー曲「Earth, Wind & Fire (Japanese Ver.)」。疾走感あふれる華やかなサウンドと速射砲のようなラップで、会場は早くも大きな盛り上がりを見せる。

幕開けからわずかの時間で祝祭ムードを演出した彼らは、客席を埋め尽くしたONEDOOR(ファンダム名)に向かって「Who’s there? BOYNEXTDOOR! こんばんは、BOYNEXTDOORです!」と、元気よく挨拶。続けて日本で初のツアーを実現できた喜びを伝えると、いたるところから声援と拍手がわき上がった。

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広々とした会場を笑顔で見渡しながら指定のポジションにつくと、今度は「But I Like You」をはじめとするヒットソングや人気曲を次々と披露。スタイリッシュな映像や美しい装飾、きらびやかなライティングなどを交えたステージングはエンターテインメント性に富み、観る者を瞬時にして魅了してしまう。

ライブの中盤はメロディアスなサウンドで魅了。歌心のあるオリジナル曲を数多く持っているのも、BOYNEXTDOORならではだろう。なかでも特筆すべきは、今回の公演で音源よりも初公開となる「今日だけI LOVE YOU (Japanese Ver.)」のパフォーマンスだ。このナンバーは2025年早々に配信され、YouTube人気急上昇動画の音楽カテゴリー1位、さらに日本、インドネシア、タイ、ナイジェリア、ロシア、トルコなど12の国/地域のiTunesトップソングチャートにもランクイン、そしてBillboard Japan Hot Shot Songs(集計期間:2025年1月6日~12日)1位、韓国Apple Musicのデイリートップ100チャートでは20日連続1位(1月10~29日付)を獲得し、米ビルボードのグローバル(米国を除く、2月1日付)で3週連続チャートインするなど現在もなお、国内外の主要音楽配信チャートを席巻中のBOYNEXTDOORの初デジタルシングル「IF I SAY, I LOVE YOU」の日本語バージョンで、本公演の翌日(1月31日)にリリース。このサプライスに会場は歓喜に包まれた。

さらにグルーヴィなベースと軽快なブラスが耳に残るヒット曲「Nice Guy」など、ライブ向きのナンバーが終盤に連発されると、ONEDOORの熱気は最高潮に。最初から最後までに気合の入った歌と踊りを見せてくれた彼らだったが、ハイライトと言えそうなのがミディアムテンポのバラード「400 Years」だ。〈この宇宙でもっとも暖かい日々/過ぎ去る春の中、400回は一緒にいてよ〉というフレーズが印象に残るこのナンバーは、メンバー全員が作詞に参加したファンソング。客席とともに合唱する6人からは、すべてを出し切った開放感と達成感が伝わってくる。
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