はちゃめちゃは、つかっちゃん氏による純文学小説『存在しない川』2,640円(税込)の発刊を発表した。また、11月23(日)に東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ東京41」にも出店する。
出版レーベル「はちゃめちゃ文庫」について
「はちゃめちゃ文庫」は、はちゃめちゃが2025年に開始した出版レーベル。コンセプトは「本だけにとどまらない、拡張する物語体験」だ。
「まだ光が届いていない書き手」と、「まだ出会っていない物語を探している読者」をゆるやかにつなぐ」をモットーに、書籍の製作・販売を行っている。
書籍、イラスト、音楽、映像など、様々な表現で物語を拡張していく多角的なプロモーションを展開。第一弾リリース作品は志兎鷺羅々亜氏の『悲しみの真贋』で、配信媒体はペイパーバック及びKindle(電子書籍)。
はちゃめちゃ文庫初の一般流通書籍『存在しない川』
今回、書籍化作品第2弾として、11月25日(火)より全国の書店とAmazonで販売開始する『存在しない川』は、はちゃめちゃ文庫として初の一般流通書籍となる。ページ数は208ページ(ソフトカバー・四六判)。
同作品は、人気No1純文学YouTuberと新文芸レーベル 純文学に風穴を開ける衝撃の第一作品。あらすじは、以下の通り。
缶詰工場で働く彼は、川の近くのアパートで犬のハチと二人きりで暮らしている。 缶詰から誰かの指が発見される異物混入が起こるが、その持ち主は見つからなかった。
まるでその存在が元々なかったかのように。 そして犬のハチが姿を消す。街の地図を作って探し始めた時、彼の世界は変わってしまった。
汎ゆる揺らぎの狭間をたどる驚愕の読書体験が待っている。
著者は純文学の情報を発信するYouTuber
著者のつかっちゃん氏は、1989年、大阪府生まれ。関西の某大学院の臨床心理学専攻を修了。公認心理師。図書館司書の資格も所持している。
1万冊以上の本を所有し、2019年より主に純文学の情報を発信するYouTuberとして活動中。著書に同人誌『つかっちゃんの現代純文学1000冊』がある。
最も好きな作家は筒井康隆氏。2016年には応募小説『存在しない川』が文藝賞の最終候補作に選ばれた。
「文学フリマ東京41」にて作品を先行発売
また、11月23(日)に東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ東京41」にて先行販売を実施する。
はちゃめちゃ文庫では、『存在しない川』のほか、『悲しみの真贋』(著：志兎鷺羅々亜氏)も販売する。
同社は今後も「はっと驚くちゃめっけを めっちゃ楽しい毎日を」を企業スローガンに掲げ、出版にとどまらず、多角的なエンターテインメント展開を推進していく。
純文学が好きな人は、『存在しない川』を読んでみよう。
■文学フリマ東京41出展概要
日時：11月23日(日)12:00〜17:00
場所：東京ビッグサイト 南1-4ホール(はちゃめちゃ文庫ブース：W-19〜20)
住所：東京都江東区有明3-11-1
はちゃめちゃ文庫出店カタログ：https://c.bunfree.net/c/tokyo41/1F/W/19
(佐藤 ひより)
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