【京都府】強引な訪問販売や点検商法を防ぐ「屋根点検無料キャンペーン」を実施。スマホで完結！

創業1866年の屋根専門店である人見屋根店は、11月18日(火)より、スマートフォンで撮影した屋根写真を送るだけで簡易点検を受けられる「屋根点検無料キャンペーン」を開始。

同施策は、強引な訪問販売や点検商法による被害を未然に防ぎ、地域の住宅の安全性向上に寄与することを目的としている。なお、同キャンペーンでは、点検の結果として破損や不具合が発見された場合、通常5,000円(税別)の現地調査費が無料となる。

150年以上屋根工事に取り組んできた人見屋根店

人見屋根店は、1866年(慶応2年)に創業した屋根専門店。日本瓦づくりに適した水と土を求めて窯を開いて以来、150年以上にわたり屋根工事を手掛けてきた。

現在は日本瓦のほか、スレート、金属屋根など現代の屋根材にも対応し、戸建住宅から法人建物まで幅広い施工を行っている。「安心して暮らせる屋根を次世代へ引き継ぐこと」を使命として、地域密着で事業を展開している。

屋根は日常的に確認しづらい場所のため、消費者は劣化状況を把握できず、業者の説明を信じやすくなる。さらに、専門用語や技術的な説明が分かりにくいことや、不安を煽る提案が社会問題になることもある。

同店は、こうした情報格差をなくし、屋根の状態を分かりやすく可視化して伝えられるよう努めている。

「スマホで手軽に屋根チェック無料キャンペーン」の内容は、スマートフォンで撮影した屋根写真を送付すると、人見屋根店6代目が写真をもとに簡易点検を実施するというもの。キャンペーンの目的は、強引な訪問販売や点検商法による被害予防、CSR施策の推進だ。

対象者は、同社本店(京都府南丹市)から車で60分圏内に住む人。定員は先着10名となっている。

特典内容は、破損・不具合が発見された場合、通常5,000円(税別)の現地調査費が無料になること。依頼の場合は、写真送付による簡易点検を実施し、屋根の状態を報告する。強引な営業行為や契約の強要は、一切行わない。

築15年以上経過している住宅に住む人、訪問販売業者の勧誘を受けて不安を感じたことがある人、台風、豪雨、積雪などの後に屋根の状態が気になっている人、リフォーム前に屋根の現状を把握したい人などにおすすめだ。

利用方法は、まず屋根写真を3枚以上撮影する。屋根には登らず安全な場所から撮影しよう。その後、LINEまたは専用フォームから、氏名・住所・連絡先と写真を送付し、写真と周辺情報をもとに簡易点検を実施。

メールまたは電話にて点検結果が報告される。修理・工事を希望の場合は、訪問点検と見積書が提示される。

同キャンペーンは、人見屋根店6代目である人見晃司氏が責任を持って対応する。写真と現地状況を踏まえた専門的判断により、必要な対策や優先度を分かりやすく説明する。

屋根の状態が気になっている人は、「屋根点検無料キャンペーン」を活用しよう。

(佐藤ひより)