
フジパンは、「中部北陸マルシェ」シリーズの新商品として、石川県の珠洲市と志賀町の特産品を使用した新商品「コッペパン 能登の塩キャラメル&ミルク」「カステラサンド 能登金時芋」を、12月1日(月)より期間限定で、中部地区(愛知、岐阜、三重、静岡県の一部)と北陸地区(石川、富山、福井県)のスーパー、ドラッグストアにて販売する。なお、一部店舗で取り扱いのない場合がある。
特産品の魅力を伝えて地域を応援
フジパンでは、2024年12月に志賀町産の「能登金時」を使用した「スナックサンド能登金時芋&ミルク」、今年2月には、珠洲市で製造された「大谷塩」を使用した「能登の塩バニラメロンパン」を発売した。
発売時に大きな反響があったことから、継続支援の一環として、両地域の特産品の魅力を広く伝えるとともに、商品を通じて令和6年能登半島地震による震災復興に取り組む両自治体と生産者を、引き続き応援していくとしている。
珠洲市の現状と「大谷塩(おおたにじお)」

左 フジパン西春工場長 早川智仁氏、右 石川県珠洲市長 泉谷満寿裕氏
令和6年能登半島地震や豪雨災害で大きな被害にあった珠洲市は、道路整備は進み集落単位での孤立は解消されたが、個々の住宅の被害は残っており、約600世帯が仮設住宅等で生活をしている状況とのこと。珠洲市の年間歳出は約110億円という状況の中、公共インフラ復旧や地域再生には約1,200億円の整備費が見込まれているという。

大谷塩(中前製塩)
このような珠洲市において、江戸時代初期、400年以上前から作られてきた「大谷塩」は、汲み上げた海水を塩田に何度もまき、太陽と風の力で蒸発させてできた「かん水」を釜で炊き上げて完成させる「揚げ浜塩」と呼ばれている。揚げ浜式の製法は、戦後もその技法を角花家が途絶えさせず、現在まで守り抜いてきたという。
能登特有の気候で生まれるミネラルが豊富で、甘みの感じられる希少な「大谷塩」を使用した「コッペパン 能登の塩キャラメル&ミルク」は、キャラメルクリームとミルクホイップをサンドしたコッペパン。パッケージには「中部・北陸マルシェ」のロゴマークと、能登のシンボルとしても有名な見附島と能登の海をデザイン。やわらかな水彩画風のタッチで、ふるさとの海をイメージしたパッケージとなっている。
志賀町の現状と「能登金時」

左 フジパン 西春工場長 早川智仁氏、右 石川県志賀町長 稲岡健太郎氏
志賀町では、全国からの職員派遣などの支援を受け、令和6年能登半島地震からの復興が着実に進んでおり、復興に向けた基本理念として「かえる、志賀町」を掲げ、安全で魅力ある町づくりを推進している。
そのような状況の中で、「カステラサンド 能登金時芋」に使用している「能登金時」をはじめ、地域農業の復興に取り組んでおり、栽培面積の確保や品質維持に努めている。また「志賀町セレクション」として、「能登金時」など多くの地域特産品の魅力をWebサイトで発信している。

「能登金時」は生産量が限られる希少な作物で、志賀町で多く生産しており、出荷量は年間約50トン程。主に宝達志水町よりも北側の日本海に近い砂丘地で栽培されるサツマイモ高系14号という品種で、JAの指針で栽培している。2008年には、能登野菜に認定。昔ながらのホクホクとした食感と自然な甘み、そして加工がしやすいのが特長だ。

「カステラサンド 能登金時芋」は、カステラと「能登金時芋」使用のあんとミルクホイップをサンドしたもの。パッケージには「中部・北陸マルシェ」のロゴマークに加えて、日本最古の木造灯台とされる旧福浦灯台と、能登の海をやさしいタッチの水彩画風に描かれており、志賀町からのメッセージを添えたデザインとなっている。
珠洲市と志賀町の特産品の魅力を発信し、復興を支援する「カステラサンド 能登金時芋」「コッペパン 能登の塩キャラメル&ミルク」を味わってみては。
能登半島の先端 珠洲市観光サイト GO TO SUZU 中前製塩の大谷塩 詳細:https://www.city.suzu.lg.jp/site/kankou/1594.html
志賀町ホームページ 志賀町セレクション:https://www.town.shika.lg.jp/kankou/photo/special_product/special_product_shikamachi_serect_yama.html
フジパン HP:https://www.fujipan.co.jp
(yukari)
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