書籍で日本と世界をつなぐ出版事業を展開している行知学園は、3月26日(水)発売の書籍『日本&中国で愛されるお姫さま 熊猫シャンシャン』の出版を記念し、3月17日(月)〜30日(日)の期間、JMFビル高田馬場にて「大パンダ展」を開催する。
同イベントでは、写真のパネル展示、作家が制作した作品やパンダ雑貨の販売、ワークショップ、カフェを展開。施設内には、等身大のシャンシャンと撮影ができるスポットも用意する。
シャンシャンのファンブックが日本語訳で登場
シャンシャンは、中国でも「香香公主(シャンシャン姫)」とも呼ばれ、人気を博している。そんなシャンシャンの中国語版ファンブックが日本語訳で登場する。
『日本&中国で愛されるお姫さま 熊猫シャンシャン』では、生まれてから中国返還後まで、シャンシャンの写真をたっぷり掲載。
懐かしい日本での生活や、中国での飼育員・趙蘭蘭氏、「毎日パンダ」高氏貴博氏、パンダ写真家として名高い周孟棋氏へのインタビュー、日中のパンダを通じた友好史など大充実の内容だ。
写真のパネル展示
「大パンダ展」では、書籍に収録している写真をパネル展示。カメランマンは、上野動物園のパンダを12年間毎日撮り続けた高氏貴博氏、野生動物のカメラマンとして世界的に著名な周孟棋氏、鄧頤深氏の3名だ。
なかでも、日本国内出版の書籍では初公開の周氏の写真は細部にまでこだわり、美しく、見応えのある貴重なものだそう。
作家の作品やパンダグッズを販売
「大パンダ展」では、3名の作家が同イベントのためにシャンシャンをミューズに制作した作品や、パンダをモチーフにしたグッズも販売される。
作家のひとりは、動物造形作家・なかのいくこ氏。同氏は、羊の原毛を洗い植物で染め紡いだ糸、草木染の羊毛、自家栽培の綿を紡いで草木染をした綿糸を材料に、動物たちを制作している。
また、おもわずクスっと笑みがこぼれる箸置きや器を制作する陶芸家・五月女京子氏の作品も登場。同氏は、絵付けや成形は手作り感を少し残し、暮らしや食卓に自然と馴染む温かさを大切に制作している。
さらに、美術家/イラストレーターの米倉万美氏の作品も。人や自然を題材に、美しさだけでなく、切なさや寂しさ、温かさを織り交ぜ表現する同氏の絵は、どこか心の中に残る心象風景のように心に滲んでゆくという。
「大パンダ展」では、中国の農民画に描かれる素朴なパンダからシュールな雰囲気のパンダまで、さまざまなパンダ雑貨をラインナップ。
上海と東京のギャラリーで、農村の風景や日々の暮らしを独特の色彩と素朴なタッチで表現する中国の民間芸術“中国農民画”を扱う「DART」が出店。パンダの農民画やオリジナルのパンダグッズを用意する。
また、マトリョーシカやこけしの手仕事の味わいに心惹かれ、白木の木地にオリジナルで絵付けをするようになった姉妹ユニット「こきちや」も出店。かわいくてシュールな味わいのマトリョーシカやこけし、グッズを楽しもう。
さらに、イラストレーター・ワタナベマキコ氏の雑貨ブランド「KITSCH(キッチュ)」も登場。レトロなかわいい中華モチーフのイラストを様々な雑貨商品に展開している。
パンダグッズを作くるワークショップ
「大パンダ展」では、世界に1つだけのパンダグッズを作れるワークショップも企画。持ち物は不要で、事前予約が必要だ。
「こきちや」と作る「木地のたまご型パンダ」では、たまご形の木地の「ショール」と「お腹」部分に好きな模様を描く。
なかのいくこ氏と作る「手のひらサイズのパンダ顔ブローチ」では、「羊毛」を使い、スポンジシートで型を作り、ニードルという道具でパンダの顔を作る。残った材料や使用した道具は持ち帰り可能だ。
シャンシャンの缶バッチで作る「痛バック」では、書籍発売記念限定の缶バッジを使って「痛バッグ」をつくる。
中国茶カフェ出店
そして、中国茶カフェ「甘露」も出店。中国茶と同イベント限定スイーツを用意する。中国茶を飲みながら、可愛いパンダたちに囲まれて過ごそう。
パンダ好き必見の「大パンダ展」へ足を運んでみては。
■『日本&中国で愛されるお姫さま 熊猫シャンシャン』出版記念 大パンダ展
会期:3月17日(月)〜30日(日)
観覧時間:11:00~19:00 ※30日(日)は18:00まで
会場:JMFビル高田馬場2F
住所:東京都新宿区高田馬場2-13-2
特設サイト:https://www.coach-pub.jp/books/feature-article/002
ワークショップチケット購入サイト:https://coach-books.square.site/shop/c/RZ6EPJ2GE7CZRI7NYY3G6YUU
Instagram:https://www.instagram.com/coach_books_
(Higuchi)