ラーメン店を手がけるZENJIは、ラーメン屋から業態変更した「油そば専門店 麺と油」を、2024年11月29日(金)に神奈川県横須賀市にてオープンした。
業態変更で原材料高騰から脱却
ZENJIが手がける「らぁ麺善治」は、2021年に横須賀にオープンし、2024年11月末には、横須賀のほか、赤羽、日吉、久地、郡山、登戸店の6店舗を展開している。濃厚白湯に細麺を合わせたオリジナルのスタイルで広い客層をターゲットにしたラーメンと、鰻丼の組み合わせが人気を呼び、1店舗当たり年間10万人が来店している。
原材料や光熱費等の高騰によるラーメン店の倒産が増えるなか、ZENJIは新たな挑戦として「油そば専門店 麺と油」を新規オープン。ラーメン屋から油そば専門店にくら替えしたことで、原価を約33%から約20%弱まで削減した。高加水の麺を使うことにより、豚骨業態では出来なかったデリバリー販売も行い、別チャネルでの売上確保にも繋げている。
「油そば専門店 麺と油」では、「今、日本で一番油そばに詳しいと言っても過言ではない」と自負するZENJIの社長自らが、長期に渡る研究を重ねて開発した究極の一杯を提供。食材から調理法まで、細部に心を込めた一杯で、新たな油そばの魅力を発見してみよう。
アレンジが自在で低カロリーなのも魅力の油そば
外国人が多数訪れ、人気ラーメン店に行列ができる光景がよく見られる、最近では韓流アイドルの発信などにより、油そばも人気になりつつある。
油そばはスープがないため、麺本来のコシや風味を存分に楽しめるのが特徴。タレと油が麺に絡み合い、一口ごとに深い味わいが広がり、トッピングや調味料を自由にアレンジできるため、自分好みの一杯を作れるのも大きな魅力。
スープがない分、ラーメンの約2/3のカロリーで楽しむことができるので、カロリーを気にする女性にもおすすめ。軽めに楽しみたい人から、しっかり食べたい人までが満足できるのも人気の理由だ。
選べる「麺」と「油」でおいしさをとことん追求
「麺と油」という店名にもあるように、最大のこだわりは「麺」と「油」。
麺は2種を用意。「中太ちぢれ麺」は開発に4年をかけた渾身の特注麺。無駄を省きあえてシンプルに小麦と水だけで練った麺で、小麦本来の風味と食べ応えが特徴。「ストレート麺」は、小麦ブランド・荒武者を使用しており、油と絡みやすく、中太麺とはまた違った歯ごたえを感じることができる。
油は、他店で主流のサラダ油ではなく、「鶏油(チーユ)」と「豚油(ラード)」の2種類が用意されているので好みに合わせて選ぶことができる。「鶏油」は、鶏皮に和山椒を合わせてじっくり炒めた風味豊かな味わい。「豚油」は、豚の脂身を丁寧に煮出しており、臭みが少なく本来の甘味と香りが感じられる。
また、大盛までは無料なうえ、一口ライスが無料でついてくるため、食べ盛り・働き盛りの男性にぴったり。一口ライスは、最後にタレと絡めて食べることで満足度がアップする。
メニューは「醤油 油そば」(並/大盛り)880円、「塩 油そば」(並/大盛り)8880円、「赤味噌 油そば」(並/大盛り)900円(すべて税込)がラインアップ。味は「醤油」「塩」「赤味噌」の3種類から選べるので、味・麺・油の組み合わせ次第で12パターンに。いつ来店しても飽きずに楽しむことができる。
上下をひっくり返すように下から大きくかき混ぜ、麺と油をよく絡めて、口いっぱい広がる素材本来の味を楽しもう。
トッピングでアレンジ、調味料で味変も楽しめる
自分なりのアレンジを楽しみたいという人のため、トッピングが注文しやすい50円から用意されているので、お気に入りのトッピングを見つけて、自分だけのアレンジを楽しもう。カラシマヨ・マヨネーズ・ネギ・メンマ各50円、フライドオニオン60円、生卵・味玉・バター・粉チーズ各80円、明太子・チャーシュー各150円(すべて税込)。
卓上には、魚粉やカレー粉など10種類もの調味料が用意されているので、途中で味変しながら食べ進めることも醍醐味だ。
「スペシャル油そば(並/大盛り)」1,100円には、鶏むね肉を低温調理したチャーシューや、生卵、ネギ、フライドオニオン、背脂がトッピングされている。
また、油そばを最大限楽しんでほしいとの思いから、できあがりを待っている間に「食前スープ」、食後に「〆スープ」をサービスしてくれる。さらに、黒烏龍茶とジャスミン茶がフリードリンクとなっているのも嬉しいポイントだ。
様々なサービスが用意された「油そば専門店 麺と油」で、こだわりの油そばを味わってみては。
■油そば専門店 麺と油
住所:神奈川県横須賀市若松町1-4
営業時間:11:00〜23:00(L.O.22:30)
ZENJI URL:https://zenji2021.com
(山本えり)