三重県鳥羽市に、愛犬家向けの1日1組限定の民泊「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」がオープンした。
愛犬家が安心して利用できる民泊
1月に新たにオープンした1日1組限定の民泊「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」は、28年前に建てられたログハウスを活用し、空き家対策と地域の過疎化問題に取り組みたいという想いと共に、鳥羽市の補助金や鳥羽商工会議所の伴走支援など、地域のサポートを受けながらスタートした。
この宿は、愛犬家の人々が安心して利用できる施設を目指し、犬種や頭数に一切の制限を設けず、愛犬の宿泊料金も無料。愛犬家の目線を大事にした設計になっている。
大型犬、多頭飼い、特殊犬種を飼うオーナーの多くが宿泊先探しに苦労している現状に対して、「愛犬家の旅行先の悩み」を受け入れる愛犬家専用民泊として運営を開始した。
ITを活用した無人運営で宿泊体験をDX化
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」では、ITを活用した無人運営の仕組みを導入している。ゲストはチェックインからチェックアウトまで誰とも会うことなく滞在可能で、プライバシーを重視した快適な宿泊体験を提供する。
このモデルが成功すれば、遠隔地からでも空き家を活用した民泊事業への投資が可能となり、空き家に対する民泊誘致の間口が広がり、地域の空き家問題や過疎化問題の解決の糸口になることが期待されているという。
空き家を有効活用しながら地域経済に貢献
三重県の空き家率は16.4%と、全国平均の13.8%を上回る高水準(※)。さらに、鳥羽市では高齢化が進み、空き家問題がより深刻化しているという。
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」では、地域の課題に正面から向き合い、空き家を有効活用しながら地域経済に貢献することを目指している。
また今後は、「連泊」を誘致する仕組みを整備し、マイクロツーリズムを推進。愛犬と一緒に、鳥羽の魅力を堪能できる食事や文化体験、地域行事への参加などを通じて、観光業の活性化にも寄与していく方針だ。
ログハウスのリビングには薪ストーブを設置
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」は、厳選された木材を使用し、地元職人の手によって丁寧に作り上げられたログハウスで、どこか懐かしさを感じさせるクラシックな外観。リビングには、薪ストーブを設置している。
また、広々としたウッドデッキがあり、愛犬と一緒に景色を眺め、リラックスして過ごすことができる。
ログハウスのウッドデッキからは、直通で行ける広さ120平方メートルのプライベートドッグランがあり、愛犬が自由にドッグランに遊びに行けるように設計されている。飼い主は木陰で愛犬を眺めたり、ハンモックでゆっくりしたりできるフリースペースとして利用できる。
食事や就寝時も愛犬とずっと一緒に過ごせる
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」では、食事の時も愛犬と一緒に過ごせるよう「部屋食」を推奨している。囲炉裏やキッチン、各種調理器具を完備しており、食材を持ち込む形で、自宅のように過ごすことができる。
さらに、ペットの毛などで添い寝が不可のホテルが多いなか、「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」では、「ペットも家族の一人」という考えのもと、愛犬との添い寝が可能。最大8名の宿泊が可能で、2世帯の家族や愛犬家友達と一緒に利用できる。
愛犬と楽しめるアクティビティを用意
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」は海まで車で3分の立地で、海岸で愛犬と散歩をしたり、最寄りの海水浴場で愛犬と泳ぐことができる。SUPやボードなど、愛犬が楽しめるアクティビティも用意している。
また、建物の前には梅の木や菜園があり、宿泊者は摘み取りをすることもできる。さらに、薪割りをすることも可能。鳥羽の自然環境を愛犬と存分に楽しめるよう、旅をナビゲートしてくれる。
空き家問題に取り組む仲間を募集
「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」代表の丸谷氏は、空き家問題解決に向けて共に取り組む仲間を募集している。このプロジェクトに共感し、サポートしたい人は、問合せLINEアカウントに連絡してみよう。
愛犬とずっと一緒に過ごすことができる「ドッグにグッドなログハウス鳥羽」をチェックしてみて。
■ドッグにグッドなログハウス鳥羽
住所:三重県鳥羽市石鏡町600 シーサイドテラス9号
HP:https://dg-loghouse.com
Instagram:https://www.instagram.com/dg.loghouse
問合せLINEアカウント:https://line.me/R/ti/p/@777cnwmj
※「総務省:令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果」より引用
(yukari)