チャーミングケアは「第20回 H2Oサンタ NPOフェスティバル」に参加し、2月22日(土)〜24日(月)の3日間、阪急うめだ本店9階・祝祭広場にて病児・障害児専門ECサイト「チャーミングケアモール」を期間限定でオープンする。
同法人は2023年に初出展し、今回で2回目の参加となる。
こども支援に取り組む団体を紹介するイベントが開催
病気や障害のある子どもの外見ケアやメンタルケア、家族のケアは、可視化しにくい課題ではあるが、治療の支援と同様に重要。
2015年から始めたH2Oサンタ主催の一大イベント「第20回 H2Oサンタ NPOフェスティバル」は、世の中にまだ広く知られていない、こども支援に取り組む社会貢献団体の有意義な活動を紹介し寄付を募るイベントだ。
社会貢献団体の活動のPRと寄付集めの手伝いを目的に年に2回開催し、地域の人々と社会貢献団体をつなぎ、支援の輪を広げている。今回の開催期間は2月19日(水)~24日(月)。
ペットボトルのキャップを軽い力で開けられるグッズ
「チャーミングケアモール」とは、病気や障害のある子どもたち(スペシャルキッズ)やその家族のためのECマーケットプレイス。病名や症状別に検索することが可能で、さらにそれぞれの困りごとで絞り込みをかけることができる。
当事者の声で誕生したアイテムも多く取りそろえており、今回は数ある商品の中から約30アイテムを厳選して展示販売する。
上の写真は、ペットボトルのキャップが開けづらい人への便利グッズ。スマホリングやスタンドとしても活用でき、ペットボトルのキャップを軽い力で開けることができる。カラーは2色展開。
製造しているのは、飲料や調味料、日用品などのキャップを手掛ける業界大手の「日本クロージャー」。多くの飲料・調味料メーカーなどとの取引があり、国内のキャップの約6割のシェアを誇っている。
そんな「キャップのプロ」が当事者からのヒアリングの基、グッズを開発。熱い思いで製品製作に当たっている。同イベントに初出品の商品となる。チャーミングケアモール公式オンラインショップでも販売中だ。
着脱しやすいTシャツや胃ろうチューブ掃除用ブラシも
前開きTシャツ各種は、着脱がしやすいように肩も開くので、点滴をした状態でも酸素チューブをした状態でも簡単に着替えができる。
ボタン部分はプラスチックスナップを使用し、色違いにすることで着替えをスムーズにすることができる。前開き部分の身頃と袖には、柔らかい面ファスナー(マジックテープ)を使用。タグは外側に着け、肌に当たらないようにしている。
同商品は95サイズのみ販売(着丈37cm/肩幅25cm/身幅31cm/袖丈12cm)。
さらに、胃ろうチューブを掃除するブラシも。内径に合わせてブラシ毛を長く、先端部分はブラシ毛を短くすることで接続部分もしっかり洗うことが可能だ。
先端はチューブ内を傷つけないよう樹脂でコーティングしている。手軽に使えるようにフックにひっかけるリングもついている。ブラシタイプは3タイプから選べ、チャームの種類も豊富。
アピアランスケアや復学支援に関する冊子を配布
チャーミングケアでは病気や障害のある子どもと家族のための生活の質の向上に着目し、「まなぶ・はたらく・かう・しる・おうえんする」の5軸の事業を展開している。
2022年に着手した「アピアランスケア支援事業」に関する継続調査や活動に関して、行政・病院などと情報連携をとっている。近年は病弱児の復学支援や病気や障害のある子どもの保護者の就労サポートなども行っている。
2023年から年に一度小冊子(2023年 子どものアピアランスケア/2024年度 病弱児の復学支援について)を制作しており、同イベント中は会場にて無償配布する。
病児・障害児のための医療ケアグッズが気になる人は、「第20回H2OサンタNPOフェスティバル」の「チャーミングケアモール」に立ち寄ろう。
■第20回 H2Oサンタ NPOフェスティバル
開催日:2月19日(水)~24日(月)
場所:阪急うめだ本店 9階 祝祭広場
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
チャーミングケア詳細:https://charmingcare.jp/about
チャーミングケアモール公式ショッピングサイト:https://charmingcaremall.com
(佐藤 ひより)