大阪府大阪市に本社を構えるエスリードのグループ会社であるエスリード賃貸は、2月より、オーナーが所有する既存賃貸物件向けの定額制設備保証サービス「おまかせ修理パック」の提供を開始した。
「おまかせ修理パック」概要
「おまかせ修理パック」は、月額1,500円(税別)で、設備故障時の修理費用を最大10万円まで保証するサービス。事前審査不要で、故障時の修理依頼が何度でも可能だ。
対象物件は、エスリード賃貸が管理する、既存の賃貸物件およびこれから購入する物件。保証対象は、給湯器・コンロ・キッチン換気扇・温水便座・浴室乾燥機・エアコンといった主要設備だ。修理ができない場合は、同等の代替品を提供し、入居者の快適な住環境を維持する。
免責期間は保証開始から2ヶ月間。契約期間は1か月(自動更新)で、条件はあるが解約も可能だ。
「おまかせ修理パック」適用の流れ
「おまかせ修理パック」の対象設備にトラブルが発生した場合、入居者からの修理依頼の電話を受け、電話窓口にて状況をヒアリングし、故障内容を確認する。
その後、入居者と訪問日時について打ち合わせ。案件内容をオーナーへ報告し、修理を実施する。なお、修理費が10万円を超える場合は、差額分の見積りが提示される。
「おまかせ修理パック」提供の背景
「おまかせ修理パック」は、エスリードグループのエスリード建物管理が提供する「長期修理保証サービス(ホームワランティ制度)」の適用期間終了後も、オーナーが安心して賃貸経営を継続できるよう設計されたもの。
ホームワランティ制度は、設備の導入から10年間適用され、オーナーは長期間にわたってメーカー保証と同等の修理サービスを受けることができる。
しかし、10年目以降は設備の経年劣化が進み、修理費用や買い替えリスクが高まる時期となる。そこで、エスリード賃貸は「おまかせ修理パック」を提供し、特に修理費用が高額になりやすい「給湯器・コンロ・換気扇・温水便座・浴室乾燥機・エアコン」を重点的にカバー。万が一の設備故障時にも最大10万円まで修理費用を保証し、オーナーの負担軽減と安定した賃貸経営をサポートする。
また、同サービスは、既存の賃貸物件にも適用可能で、加入時の機器の事前審査が不要であるため、スムーズに導入できるという特徴もある。
今後もエスリードグループは、不動産オーナーを全面的にサポートするべく、賃貸管理サービスの拡充を進めていくという。
「おまかせ修理パック」の提供により、入居者の満足度向上やオーナーの負担軽減などが期待できそうだ。
「おまかせ修理パック」サービスサイト:https://www.eslead-chintai.co.jp/management/support-service.html
エスリード賃貸 URL:https://www.eslead-chintai.co.jp
(Higuchi)