エムケイホールディングス傘下の名古屋MKが、3月1日(土)、名古屋市熱田区中田町に名古屋市内で2番目の拠点・金山営業所を開設。名古屋MKとしては、名古屋市北区金田町にある本社営業所、愛知県常滑市新開町にあるセントレア営業所に続く3カ所目の拠点となった。
金山営業所の開設により、名古屋市の南部エリアへのタクシー配車を強化していく。
名古屋MKについて
名古屋MKは、2002年改正道路運送法による規制緩和で新規参入し、名古屋市中区富士見町にて認可台数25台で事業を開始。2007年には空港送迎需要を獲得するためセントレア営業所を開設し、2008年に今の本社営業所がある北区に本社を移転した。
2009年には、同社専用となる錦三丁目のりばを開設するなど、着実に拡大発展し現在は112台を所有。本社営業所が北区にあるため、名古屋駅近辺や繁華街である栄を中心とした名古屋市の北部を中心に営業を行ってきた。
質の高い接客サービスが評価され、利用客より名古屋市の南部でもMKタクシーを利用しやすくしてほしいという要望の声を多く受けていたとのこと。南部エリアでの拠点開設の検討を重ねてきた結果、2024年年初から本格的に候補地を探していたという。
新営業所開設により、配車可能エリアが拡大
新たに開設された金山営業所には、本社営業所から車両を移して16台を配置。JR、地下鉄、名鉄が乗り入れる南部からの通勤が非常に便利なJR金山駅から徒歩圏内に位置している。
利用する際は、コールセンターへの電話依頼のほか、自社アプリである「MKスマホ配車アプリ」からも呼ぶことが可能。金山営業所の開設によって、熱田区全域、中川区・昭和区・瑞穂区の一部まで配車可能エリアが広がった。
3月1日(土)には、開所式を開催
金山営業所が開設された3月1日(土)には、開所式を開催。エムケイホールディングス社長の青木信明氏、名古屋MK社長の神谷文武氏、労働組合、金山営業所に配属されるドライバーが参加した。
青木社長は「皆さんがしっかりと汗を流してやってきた結果新しい営業所を構えることができました。お客様にとって必要なタクシーになれば、利用者が増え台数が増え仲間が増えます。新しい拠点がさらにできることを願います」とコメント。
神谷社長からは「きれいに整えられた営業所から出庫すれば無事故です。いまは16台ですが25台50名に拡大したい。そのために名古屋市南部のお客様をひろげMKのサービスに賛同していただきましょう。昼勤はオールハイヤーを目指して『名古屋にハイヤー会社としてのMKタクシーあり』と知られるようにつくり上げていきましょう」と挨拶があった。
金山営業所に所属するドライバーを代表して、社員の田中正博氏は「安全で快適な輸送を提供し愛知県においてMKブランドを広く認知していただけるよう日々全力で営業することを誓う」と決意表明をし、労働組合による万歳三唱で締め、営業所を出庫する車両を全員で拍手で見送ったという。
タクシーが必要な際は、新営業所開設により配車エリアが広がった名古屋MKをチェックしてみては。
■名古屋エムケイ 金山営業所
営業所住所：名古屋市熱田区中田町7-28トキワビル303
車庫住所：名古屋市熱田区中田町206
名古屋エムケイ：https://www.mk-group.co.jp/nagoya
(佐藤ゆり)
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