【北海道旧北檜山町(せたな町)】やさしさと暮らしを感じながら

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北海道旧北檜山町(せたな町)

日本中では目まぐるしく、日々いろんなイベントがひらかれている。「そんな日本には、どのような土地があるのだろう」と、写真家として活動している私(仁科勝介)は、“平成の大合併”時に残っていた、旧市町村をすべて巡る旅に出た。その数は2000を超える。

今回、地域や自治体、企業の取り組み、新商品などの情報を発信するニュースサイト「ストレートプレス」で、それらを紹介する機会をいただいたので、写真を添えて連載をスタートした。

「ストレートプレス」内に登場するローカルな市町村と、関係があるかもしれない。

今回は、北海道旧北檜山町(せたな町)を写真とともに紹介する。

Vol.426/北海道旧北檜山町(せたな町)

同じせたな町の旧大成町から旧北檜山町の中心部まで、30キロほどあることがわかって、「まじか!」と声が出た。同じ町で、地図上ではそんなに離れていないように感じるのに、シンプルに30キロ離れているわけだ。北海道のサイズ感をあなどってはいけない。

そして、旧北檜山町にようやく着いて、コンビニで休んでいるとき、おじさんがガリガリ君ソーダを手渡してくれた。とても驚いたし、うれしかった。

でも、おじさんはずっと車内の運転席にいたから、助手席の奥さんが買ってきたはずだ。最初から車内でぼくを見て、そんな話をしたのだろうか。奥さんが好意で買ってきてくれたのだろうか。もしくは、ほんとうは奥さんがおじさん用に買ってきたガリガリ君を、ぼくにくれたのだろうか。

どの動機だとしても、とてもうれしかった。おじさんたちの軽トラは、コンビニを出てすぐに曲がったので、地元の方のはずだ。旧北檜山町でのことを、忘れずにいたい。

田んぼが少しずつ黄金色に

せたな町役場

セイコーマートの電話ボックスだ

晩夏の雲と

暮らしを感じながら

移動中、田んぼの稲が少しずつ黄金色に変わりはじめていて、収穫が近づいていることを感じた。北海道でも、田んぼを見る機会は案外あるよなあとも思う。

それに、北海道のコンビニといえばセイコーマートだけれど、お店の駐車場スペースに、セイコーマートの公衆電話ボックスがあって、そんなのもあるんだ! と思ったり。

市街地は建物が並び、暮らしが感じられて、いろんな土地に誰かのふるさとがあることを感じるばかりである。

(仁科勝介)

写真家プロフィール

仁科勝介(Katsusuke Nishina にしなかつすけ)/かつお
写真家として活動。1996年、岡山県倉敷市生まれ。広島大学在学中に、日本の全1741の市町村を巡る。
『ふるさとの手帖』(KADOKAWA)、『環遊日本摩托車日記(翻訳|邱香凝氏)』(日出出版)をはじめ、2022年には『どこで暮らしても』(自費出版)を刊行。
旧市町村一周の旅『ふるさとの手帖』:https://katsuo247.jp
仁科勝介公式Twitter:https://twitter.com/katsuo247
仁科勝介公式Instagram:https://www.instagram.com/katsuo247

  

  

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