愛猫と暮らす家探しをサポート！熊本市唯一のネコ可物件専門店「ネコ不動産」

ネコ不動産のロゴ

昨年8月8日、「世界猫の日」に熊本県で設立された「ネコ不動産」は、熊本市唯一のネコ可物件専門店として愛猫との暮らしをサポートしている。

猫用リフォームの提案も行う
SNSをメインにネコ可物件を紹介
30歳でネコ不動産を設立

猫用リフォームの提案も行う

ネコ不動産は、ネコ可物件専門店として熊本市を中心にネコ可賃貸物件の紹介やネコ可中古分譲マンションの売買仲介サービスなどを提供する。もちろん、新築・中古戸建て購入のサポートや猫用リフォームの提案も行っている。

現状、熊本市のネコ可(ペット可)の賃貸物件の割合は10％台と非常に少ないという。同社のターゲット市場は、すでにネコと暮らしている人や今後ネコと暮らしてみたい人たち。ネコと人がより豊かに暮らせる住環境を不動産業を通して整えていきたいと考えている。

SNSをメインにネコ可物件を紹介

同社は、InstagramやTikTokといったSNSをメインにネコ可物件を紹介し、ネコと暮らしていて新居を探している人に向けて情報を発信する。一般的な不動産ポータルサイトでは「ペット相談」等とひとくくりに表示がされており、「ペット相談」でもネコは不可であったりネコ可でも1匹または2匹までだったりといった物件がほとんど。これはユーザーから見た時に毎回問い合わせをしないといけないため、不便だろう。

同社のSNSでは不動産ポータルサイトと違い、決まった物件紹介のフォーマットがないため分かりやすく「ネコ2匹まで可」等と表示することができ、ユーザーの利便性向上に努めていく。

30歳でネコ不動産を設立

代表取締役鶴上万里生氏

同社の代表取締役・鶴上万里生(つるかみまりお)氏は、熊本市出身で生まれた時からネコが身近にいた影響で猫アレルギーながらネコ好きに。熊本県八代市の高専を卒業後に大手化学メーカーに就職し、そこで不動産投資について知ることがあったそう。一方で、保護猫のために何かしたいと思っており、そこでネコと不動産を掛け合わせたら保護猫を救うこともできるのではないかと閃いた。

その後、宅建士の資格を取得し不動産業に転職。会社員として不動産賃貸・売買を学び、30歳でネコ不動産を熊本市で設立した。

保有資格は「宅建士」の他に不動産関係では「賃貸不動産経営管理士」、ペット関係では「愛玩動物飼養管理士 2級」や「ペット共生住宅管理士」、化学系の資格では「危険物取扱者甲種」や「公害防止管理者水質1種」などを取得している。

鶴上氏は、「私たちは、ネコ好き同士を繋ぐコミュニティ戦略(通称：ネコミュニティー)を通じて、ネコ好きの大家さんとネコ好きの入居者を仲介する事業を通じてネコと人がより豊かに暮らせる社会を実現することを目指しています。これにより、株式会社ネコ不動産は業界において重要な役割を果たすことになると確信しています。」とコメントしている。