神戸-小豆島-高松を結ぶジャンボフェリーは、4月12日(土)、小豆島・坂手港の新フェリーターミナル「さかてらす」の開業を記念し、小豆島坂手ポートターミナル振興協議会と共同でオープニング記念式典を開催する。
開業の背景
関西と小豆島を結ぶ「神戸-小豆島航路」は、過去数年間で観光での利用者数が増加している。また、穏やかな環境が魅力の小豆島は、年代問わず、移住先としても全国から人気を集めている。
来島者にとって「坂手港」は常に、関西からの玄関口の役割を担ってきた。しかし、フェリー利用者の増加に対し、港の既存の受入設備がフェリー運用に追い付いていないという課題があった。
このような昨今の事情を背景に、坂手住民による新ターミナルへの要望があり、小豆島町がこれを受けて尽力。その結果、移住体験施設等の新施設とフェリーターミナル機能が複合した「さかてらす」の建設・開業に至った。
さかてらすの概要
小豆島の新たな玄関口として誕生する「さかてらす」は、フェリーターミナル機能と移住体験施設を兼ね備え、より多くの人に小豆島の魅力を体験してもらうことを目的とした複合施設だ。
島内初となる移住体験施設は、移住を検討している人に向けた、体験滞在を可能とする設備一式を備えており、島内のにぎわい創出の拠点となる。
屋上デッキには、現代美術作家ヤノベケンジ氏の作品『SHIP’S CAT(Jumping)』を設置。ジャンボフェリー「あおい」船上に設置される『SHIP’S CAT(Boarding)』とともに、瀬戸内国際芸術祭2025の作品として展示される。
4月12日(土)にオープン記念式典を開催
4月12日(土)には、神戸発08:15便「あおい」の、小豆島・坂手港への到着(11:35)にあわせ、記念式典が行われる。スケジュールは次のとおり。
8:15に神戸港を出航した「あおい」は11:30~35に坂手港に到着し、下船開始。映画『二十四の瞳』の舞台にもなった、地元、苗羽小学校の音楽部による、ウェルカムミュージックの演奏が披露される。また、下船する乗客に、地元坂手の人たちによる出迎えと記念品の贈呈が行われる。
11:35~は、坂手港から乗船する乗客へ、地元坂手の人たちから記念品の贈呈が行われる。その後、坂手住民および下船した乗客と一緒に、紙テープによる出航お見送りが実施される予定だ(雨天中止)。
観光と移住を支える新拠点、小豆島・坂手港の新フェリーターミナル「さかてらす」を訪れてみては。
さかてらす詳細:https://ferry.co.jp/shodoshima-newterminal
(オガワユウコ)
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