名古屋名物みそかつの「矢場とん」を展開する矢場とんは、4月13日(日)〜5月12日(月)の期間、大阪関西万博 ORAパビリオン「宴～UTAGE～」内に出店している。
また、万博出店に伴い、もっと大阪店舗を知ってもらいたいとの思いから、4月14日(月)より「大阪にも、矢場とんあるんやで！名古屋だけちゃうで～！」プロジェクトを実施中だ。
他エリアでの認知向上を目指しプロジェクトを発足
名古屋名物「みそかつ」でお馴染みの「矢場とん」は、昭和22年に創業。小さな屋台から始まり、今では愛知・三重・東京・大阪・富山と全国規模で31店舗(お持ち帰り専門店含む)を展開している。
「矢場とん」は、日本のみならず、世界中の人々に名古屋の味を発信すべく、この度、大阪関西万博に出展。それに伴い、名古屋名物の枠を飛び出し、大阪をはじめとする他エリアでの認知向上を目指す「大阪にも、矢場とんあるんやで！名古屋だけちゃうで～！」プロジェクトを開始した。
プロジェクトでは、「矢場とん」が大阪に店舗があることがあまり知られていないことに対し、大阪関西万博の開催地である大阪の人たちへのお詫びとして、巨大屋外交通広告を4月14日(月)〜4月20日(日)の期間、「JR大阪駅桜橋アベニュー」「Osaka Metro梅田アドストリート」にて掲出するとともに、「『名古屋めし』実態調査」データを公開する。
「名古屋めし」実態調査の結果
名古屋発祥の伝統の味を各地に提供してきた「矢場とん」は、この度、18～69歳の男女を対象とした「『名古屋めし』実態調査」を実施した。
※同社調査より抜粋
東京・大阪エリアで「名古屋めし」といえば、1位ひつまぶし、2位みそかつ、3位みそ煮込みうどん、4位手羽先という結果となり、みそかつの名古屋めしとしてのイメージの高さがうかがえた。また、みそかつの主なイメージは「味が濃い」＆「名古屋らしい」と回答する人が多かった。
※同社調査より抜粋
名古屋めし店舗の中でも「矢場とん」を選ぶ理由としては、大阪では東京と異なり「名古屋でしか味わえない」が34.6％、「名古屋観光の記念になるから」が30.2％となった。
※同社調査より抜粋
「名古屋観光の記念になるから」に関して、東京と比べて大阪が10％以上高い結果となり、大阪では、「矢場とん」に対して身近なイメージではなく、“名古屋めし”のイメージが強いことがわかった。
さらに、東京・大阪在住で「矢場とん」店舗へ行ったことがない人は、店舗へ行ったことがある人よりも、「矢場とん」を「名古屋らしさを感じる」と認識しており、名古屋名物の中でも、「矢場とん」を選んだ理由として、「名古屋らしさを感じられるから」「名古屋でしか味わえないから」(32～42%)と名古屋ならではの店という認識が強い結果に。
これにより、非利用者は利用者よりも、「矢場とん」に対して“名古屋めし”のイメージが強く、大阪に店舗があることを周知しきれていないことがわかった。
※同社調査より抜粋
一方、大阪では「矢場とん」の満足度として、72.8％が「みそかつがおいしかったから」と回答し、大阪エリアにておいしさの評価が高いことが判明。大阪では「みそかつ」は庶民的、「気軽に食べられる」ものとして認識されており、「矢場とん」は味と金額共に大阪エリアと親和性が高いことがわかった。
同社はプロジェクトを通じ、「矢場とん」の可能性を制限することなく、様々な地域でも愛される企業としての展開を目指し、思わずツッコミたくなるような施策を届けていくとしている。
大阪関西万博出店の目的
今回、矢場とんが大阪関西万博へ出店した目的は、「名古屋の食文化の発信」「食を通じた地域交流」「未来に向けた挑戦」。
みそかつを通じて、名古屋の食文化を国内外の来場者に広く知ってもらう機会とし、関西・大阪エリアの食文化との融合や、多様な来場者との交流を深め、日本各地の味の魅力を伝えていく。また、万博の場を活用し、「矢場とん」のさらなるブランド価値向上と、新たな市場への可能性を追求する。
出店期間中は万博限定オリジナル商品「みそかつライスバーガー」￥1,100(税込)や、「矢場とん×妙香園 コラボパッケージほうじ茶」￥300(税込)を提供するほか、会場限定デザインTシャツ・キャップなどの販売も予定している。
“名古屋名物だけでは終われない”という「矢場とん」の願いから発足したプロジェクトをきっかけに、「矢場とん」の美味しさを体験してみては。
■出店概要
場所：大阪関西万博 ORAパビリオン「宴～UTAGE～」内
期間：4月13日(日)〜5月12日(月)
詳細：https://www.yabaton.com/modules/news/index.php?page=article&storyid=1296
矢場とん公式サイト：https://www.yabaton.com
■調査概要
調査内容：名古屋来訪者における「名古屋めし」の意識と実態、また「名古屋めし」におけるみそかつと矢場とんの位置づけを明らかにする。
調査手法：インターネットアンケート(マクロミルパネル利用)
実施時期：2024年8月2日(金)～8月5日(月)
調査対象：男女18～69歳(愛知・岐阜・三重在住者除く44都道府県在住)
(丸本チャ子)
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