全国50エリア以上で地方創生事業のプロデュースを行う「さとゆめ」は、東京都利島村の移住定住促進支援の一環として、新たなコミュニティ型ポータルサイト「ふらっと もっと ほっと ずっとしま」の制作支援を行った。
同サイトでは、利島村に関する旬な情報を村民や関係人口の視点で発信していく。
島の持続可能な発展を目指して
東京から南へ約140kmに位置する多摩島しょ地域のひとつ、利島(としま)村。周囲は約8km、わずか300人ほどの小さな村だが、全国各地で人口減少が進行するなか、50年以上にわたりその人口規模を維持してきた。
島の面積の80%が椿の木に覆われる「椿の島」で、そこから採れる椿油の生産量は日本トップクラスを誇る。また、海に囲まれた立地を生かした漁業も盛んで、伊勢海老やサザエは村を代表する特産品になっている。
一方で、島内には高校がないため、義務教育を終えた子どもたちの多くが進学や就職で島を離れ、若者の流出が課題となっている。また、基幹産業である椿産業をはじめとした各産業でも、担い手の高齢化や後継者不足といった課題に直面している。
利島村では、こうした課題に対応し、島の持続可能な発展を目指して、島の魅力を島内外のより多くの人々に知ってもらい、移住定住の促進や関係人口の創出につなげるため、新たなコミュニティ型ポータルサイト「ふらっと もっと ほっと ずっとしま」を4月1日(火)にオープンした。
「ほっと」できる空間を共有
同サイトは、利島に暮らす村民や、かつて利島に住んでいた人々、そして利島に興味を持つ全国の人々がつながることのできるコミュニティ型ポータルサイト。サイトを通じて、利島に関心を持つすべての人が「ふらっと」訪れ、島と「もっと」関わり、「ほっと」できる空間を共有する。
そして、利島の暮らしが「ずっと」未来へ続いていくように。そんな思いを込め、村民や島外の人々とこのサイトを一緒につくりあげていくことを目指し、「ふらっと もっと ほっと ずっとしま」と名付けている。
利島のリアルな日常を届ける
同サイトでは、村民や利島村出身者などの多様な「ずっとしまライター」が、それぞれの視点で利島の情報や魅力を発信する。観光ガイドでは紹介されない貴重な情報や、利島のリアルな日常をライター自身の等身大の言葉で届けていく。
また季節ごとのイベント情報や、個性豊かな村民のインタビュー、利島の日々の暮らしの中で生まれるちょっとした出来事など、さまざまな情報やコンテンツを掲載予定だ。
利島にこれから訪れたい人、利島の日常をちょっとのぞいてみたい人、島の深い魅力を知りたい人にとって、必見のコンテンツが満載となっている。
村民と関係人口が共につくる、島の今を伝える新たなコミュニティ型ポータルサイト「ふらっと もっと ほっと ずっとしま」を、この機会にチェックしてみては。
ふらっと もっと ほっと ずっとしま:https://zuttoshima.com
(江崎貴子)
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