映画「ヤダン」の痛快な一発…マーブルもマブリーも破った連休中観客動員1位

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俳優ユ・ヘジン、カン・ハヌル、パク・ヘジュン主演映画「ヤダン」(ファン・ビョングク監督)が青少年観覧不可等級(19禁)の壁を越え、5月の連休期間スクリーン対決で勝者となった。

去る7日、映画振興委員会によると映画「ヤダン」は先月30日から6日まで前91万3915人の観客を動員し、ボックスオフィスで1位を獲得した。2位を獲得した「サンダーボルツ」(64万5582人)と比較しても圧倒的な差だ。

映画を半額で観覧できる「文化がある日」である去る4月30日から労働節、こどもの日と続く最長6日間の連休期間に主要劇場では「ヤダン」、「聖なる夜:デーモンハンターズ」、「破果」、「サンダーボルツ」、「マインクラフトムービー」など韓国内外の話題作5編が熾烈な競争を繰り広げた。

連休期間の劇場を魅了した「ヤダン」は、捜査機関に麻薬犯罪者たちの情報を売るブローカーである「ヤダン」をテーマにした犯罪映画だ。先月16日の公開以降、続けてボックスオフィス1位を維持してきたが、連休を起点に新作たちが続々と公開され王座を奪われるだろうと見られていた。

実際に「ヤダン」は「聖なる夜」、「サンダーボルツ」、「破果」が同時に公開した先月30日には、ボックスオフィス順位3位まで下落した。しかし今月1日には再び1位を獲得し、4日まで首位を維持した。こどもの日だった去る5日には家族での観客たちを狙い撃ちする「マインクラフト ムービー」に1位を明け渡したが、翌6日には王座を取り戻した。

「ヤダン」は現在累積観客数267万人で、損益分岐点(250万人)を突破した。また「ヒットマン2」(254万7448人)を押さえ今年公開の韓国映画の中で最高のヒットを記録している。

チョン・ジウク映画評論家は「実観覧客たちの高い評点、俳優たちの好演などが口コミとして広まり『ヤダン』を見る観客たちを増やしたと分析される」とし、「相対的に『聖なる夜』、『サンダーボルツ』など新作たちの反応が熱くなかったという点で反射効果もあっただろう」と説明した。

WOW!Korea提供

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