土地の賃貸事業を主軸に様々な事業に取り組む千島土地は、5月3日(土)~2026年4月30日(木)の期間、リアル謎解きゲーム「北加賀屋 謎解きミュージアム」を開催している。
「北加賀屋 謎解きミュージアム」は、「クリエイティブセンター大阪」開設20周年記念プロジェクト「北加賀屋BIG★BANG」のひとつとして行われる。
遊休不動産をアートにより活用
大阪市住之江区の木津川河口に位置する北加賀屋は、かつて造船業で栄えていたが、産業構造の変化に伴い造船所の転出が進み、空き工場や空き家が増えていた。そんななか、2004年に開催されたアートイベント「NAMURA ART MEETING ’04-‘34」をきっかけに、北加賀屋に所有地を持つ千島土地は2009年、「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」を提唱。遊休不動産をアートにより活用する取り組みが進み、今ではアーティスト、アートNPOなど多様な関係者が集積している。現在約50か所の拠点があり、れぞれが独自に活動を展開。エリア内には、国内外のアーティストによる30点以上ものアート作品が点在している。

クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)
このアートによるまちづくりのきっかけとなった「クリエイティブセンター大阪」が2025年10月に開設20周年を迎えるにあたり、記念プロジェクト「北加賀屋BIG★BANG」を年間を通して実施。そのプロジェクトのひとつとなるのが、5月3日(土)にスタートしたリアル謎解きゲーム「北加賀屋 謎解きミュージアム」だ。
まち全体を美術館に見立てたリアル謎解きゲーム
「北加賀屋 謎解きミュージアム」は、まちを歩きながら謎を解く体験型ゲーム。まち全体を美術館に、北加賀屋のアイコン的存在のアヒルを館長に見立て、アート作品等に仕掛けられた謎を解き明かしていくことで、ウォールアートやアトリエ、個性的なショップが点在する北加賀屋を新たな視点で楽しむことができる。
千島土地が所有するオランダ人アーティスト・フロレンタインホフマンによる巨大なアヒルのアート作品『ラバー・ダック』は、毎秋「クリエイティブセンター大阪」にて開催されるイベント「すみのえアート・ビート」に登場するなど、北加賀屋のアイコン的存在として親しまれている。
「北加賀屋 謎解きミュージアム」に参加するには、まず、ファミリーマート北加賀屋店で「謎解きキット」2,200円(税込)を購入する。

まちなかに点在するウォールアート/Photo by Kenichi Yamamura
キットの中身を確認したら、いざ出発!北加賀屋を巡り、まちの魅力を感じながら謎を解いていく。

大阪最大のシェアスタジオ・Super Studio Kitakagaya/撮影:増田好郎
所要時間は約4~5時間程度だが、制限時間無しなので、心ゆくまでまちの散策と謎解きを楽しもう。すべての謎をクリアした人には、抽選でプレゼントも用意されている。詳細については、公式サイトで後日公開予定だ。
なお、LINEアプリ及びWEBサイトを使用しているため、参加にはタブレット・スマートフォンなどのインターネットに接続できる端末が必要となる。謎解きキットを紛失した場合、再発行はできない。
そして、「謎解き」イベントなので、謎の問題・回答・配布物をSNSやブログ上で公開することはもちろん厳禁。イベントの感想は大歓迎とのことだ。
リアル謎解きゲームを楽しみながら、アートのまち・北加賀屋の魅力を再発見してみては。
■北加賀屋 謎解きミュージアム
開催期間:5月3日(土)~2026年4月30日(木)
キット価格:2,200円(税込)/1キット
キット販売場所:ファミリーマート北加賀屋店
住所:大阪府大阪市住之江区北加賀屋2-11-8
特設サイト:https://nazotoki-zepets.com/kitakagaya-nazo2025
公式X:https://x.com/flapzero
北加賀屋BIG★BANGについて:https://www.chishimatochi.com/latest-information/2761
(Kanako Aida)
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