花まる学習会や野外体験イベント等の教育事業を展開するこうゆう(花まるグループ)が、7月20日(日)、小学3年生対象の夏イベントとして日本各地のキャベツ畑から実況中継する新たなオンライン講座「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」を実施。7月27日(日)には、バランスの秘密や力について学ぶ「理科実験」を、対面とオンライン双方で開催する。
花まるグループの野外体験プログラム
花まるグループは、創業以来32年にわたり、延べ10万人以上の子どもたちに野外体験プログラムを提供。雄大な自然の中で仲間と協力し合うこれらの活動を通じて、子どもたちは主体性・協働性・課題解決力といった「生きる力」を育んでいる。
農地を舞台としたプログラム「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」では、もっともポピュラーな野菜の一つであるキャベツを通して、日本の風土の多様性やそれに根付いた地域の農業を学べるような設計となっており、さらには日本史の学習への呼び水となるような内容も盛り込まれているとのこと。参加者からは「自然とのつながりを実感できた」「子どもが自宅でも野菜や土に興味を示すようになった」など、学びと感動が両立したポジティブな声が寄せられている。
「親子コース」は募集開始初週に満席
また、コロナ禍を経て、親子が同じ場で学び・楽しむ体験に対するニーズが急速に高まっているそう。
こうした社会的背景を踏まえ、花まるグループでは今年度より野外体験プログラムに「親子コース」を増設。募集開始直後から多数の申し込みが入り、募集開始初週に全コースが抽選確定になるほどの反響があった。花まるグループは、社会的な状況の変化に寄り添いながら、今後も子どもたちの「生きる力」を育む場を提供し続けていくという。
キャベツ畑からの実況中継を駆使した社会探求

群馬県嬬恋村のキャベツ畑から実況授業をしている昨年のイベントの様子
そして今年も「日本のすがたを考える 教室はキャベツ畑」を開催。地理の勉強では定番の「日本の都道府県と特産物」だが、野菜ひとつをとってみても、なぜそれがその地域の特産物になったのか、気候や地質、歴史などに、理由が隠されている。
同プログラムでは、各地のキャベツ畑からの実況中継を駆使し、地域ごとの風土の違いにも着目。身近な食材を通して、日本の各地域の多様性を知り、そこで紡がれてきたドラマをさぐる。
開催は7月20日(日)10:00〜12:00、Zoomを使用したオンライン形式。参加費は3,300円(税込)で、対象は小学3年生だ。
参加の申込締切は7月10日(木)19:00。参加の際は、筆記用具と、持っていれば地図帳を用意しておこう。
理科実験は対面&オンラインで開催
さらに、7月27日(日)には、理科実験「作って発見、試して納得!バランスのひみつ」も開催。
こちらは、10:30~12:00にオンライン(Zoom)、14:00〜15:30に対面といった2形式で、対面の会場は、お茶の水校・巣鴨校・門前仲町校・用賀校・吉祥寺校・石神井校・南浦和校・北浦和校・あざみ野校・辻堂校・本八幡校となっている。
参加費は3,300円(税込)で、参加対象は小学3年生。申込締切は7月10日(木)19:00までだ。
お茶の水校講師のコメント
花まるグループ スクールFC お茶の水校の講師・狩野崇氏は、「(前略)同じ日本という国の、同じ時刻、同じ作物の畑を異なる場所から見てみると、日本の『多様性』が本当によくわかります。また、嬬恋村のキャベツ畑の奥にそびえる浅間山、煙がたなびくその様子からは、災害大国たる日本の姿が改めて浮かび上がってきます。嬬恋村は、度重なる火山の噴火を乗り越え糧にして、日本一のキャベツ畑を誕生させました。参加してくれる子どもたちに、コロナ禍のような大きな変化があっても私たちは工夫しだいできっとそれを乗り越え面白いものを作り出せる、そしてそれは歴史が証明している、ということを伝えたいですね」とコメント。
生産地からの実況中継型授業が好評の、小学3年生向け夏イベントに参加してみては。
花まるグループ 小学3年生対象夏イベント:https://www.schoolfc.jp/event/2025/sho3risha.html
花まる野外体験:https://hanamaruyagai.jp/yagaitaken/schedule
(佐藤ゆり)
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