3月にリニューアルオープンした、関西エアポートが運営する関西国際空港の国際線航空会社共用ラウンジ「KIX Lounge Premium」にて、子ども向けに提供される食器として、豊栄工業の「iiwan(いいわん)」が4月より新たに採用された。
新たに関西国際空港でも採用
「iiwan」では、子どもの安全と安心を第一に考えた製品を提供している。「iiwan」の素材は、環境配慮のある新しいプラスチックとして注目されている、植物を原料としたプラスチックのバイオマスプラを使っており、その中でもとうもろこしのデンプンと乳酸を原料とした“ポリ乳酸(PLA)”を使用。人体に害がなく安全性の高いプラスチックだ。
6月現在までに、日本航空のJALサクララウンジで提供される子ども食器に「iiwan」が採用されている。そのほか、採用実績のある空港は、羽田空港、成田空港、中部国際空港、新千歳空港、大阪国際空港、小松空港、那覇空港。
そして4月より、新たに関西国際空港が加わった。関西国際空港は、3月に第1ターミナルにある国際線航空会社共用ラウンジをリニューアルオープンし、2つの新しいラウンジ「KIX Lounge Premium」「KIX Lounge Kansai」が誕生した。
自立と成功体験を促す設計が特徴
「iiwan」は、日本で一番安全な食器を目指し、かけがえのない子どもの安全安心を第一につくられた幼児食器シリーズ。天然鉱石からつくられる顔料を原料に混ぜて成形されているため、使用中に色が剥がれる心配もない。
同製品のシンプルで無駄がない流曲線デザインには、食育の観点から「自分で食べる力」を育む工夫が細部まで施されている。小さな手でも持ちやすいように、持ち手には適度な丸みと厚みを持たせており、自立と成功体験を促す設計が特徴だ。離乳食期から幼児食まで段階的に使用できる。
技術や成形環境が公式に認められる
豊栄工業は、愛知県新城市の自然豊かな地域に本社工場を構え、精密機械に使われる金属部品や金型を設計・製造する。
「iiwan」食器シリーズ「MY FIRST DISH」は、“はじめての体験を最高のものにする”をブランドコンセプトに、赤ちゃんがはじめて使う食器として、植物由来の安全安心なポリ乳酸樹脂素材と設計にこだわって自社開発し、製造から販売まで行っているD2Cブランド。2011年度グッドデザイン賞を受賞している。
「iiwan」をつくる技術は、2017年に文部科学大臣表彰 科学技術賞(技術部門)を受賞し、国からその技術や成形環境が公式に認められた。2018年には、小松道男技術士と同社副社長・美和敬弘氏が第7回ものづくり日本大賞 最高賞の内閣総理大臣賞を受賞している。
リニューアルオープンした関西国際空港・国際線ラウンジでも採用中!この機会に、子ども食器「iiwan」をチェックしてみては。
「iiwan」公式:https://iiwan.jp
(江崎貴子)
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