ビリケンのライセンス事業を展開する田村駒は、7月9日(水)・10日(木)に大阪・関西万博会場内ギャラリーWESTで開催される『世界のMUSASHI個展』にて、パラアーティストのMUSASHI(武蔵)氏によるアート仕様のビリケンが登場することを発表。
今回の展示では、MUSASHI氏とのコラボレーションにより、高さ約1メートルのビリケン像が独自のアートスタイルに彩られた作品として登場する。
ポップで力強いアート作品
MUSASHI氏は、幼少期から立体造形などの創作活動に親しみ、中学生より本格的にアート制作を開始。マーカーやアクリル、顔彩などを用いた鮮やかな色彩表現を得意とし、ポップで力強いスタイルを確立してきた。
同氏は、花柄やキャラクター、音楽やリリックをテーマとした作品をキャンバスや立体物、デジタルアートなど多様なメディアで展開。6月現在は「石富プロパティー」に所属し、個展・プロジェクトを通じて国内外に活動の幅を広げている。
会場限定のライブペイントも開催予定
『世界のMUSASHI個展』の展示空間には、日本の伝統建築技術を用いて制作された「金の犬殿」を採用。
現代アートとクラフトマンシップが融合した荘厳な空間で、“福の神”が新たな姿を見せる。

ペイント前の陶製のビリケン像
また、田村駒より提供された陶製のビリケン像(約17cm)にも、MUSASHI氏によるライブペイントを実施予定だ。こちらのライブペイントは、会期中に不定期で実施される。
その場の空気や感性をもとに即興で描かれるビリケン像は、その瞬間だけの特別なアート作品。完成までのプロセスや、その時限りで生まれる“新たな表情”を見られる貴重な機会となりそう。
“福の神”として親しまれてきたビリケン
1908年にアメリカで誕生したビリケンは、1911年に田村駒の前身・神田屋田村商店が日本で商標登録を行って以降、大阪を中心に“福の神”として親しまれてきた。
「足の裏をなでると願いが叶う」といわれており、100年以上たった今もなお多くの人々に愛され続けている。近年では、アーティストとの共創を通じて新たな価値を発信するアートイベント「BILLIKEN CREATORS OSAKA」を展開。

2025年3月に開催した「BILLIKEN CREATORS OSAKA」に出展されたMUSASHI氏の作品
MUSASHI氏は、3月開催の第5回「BILLIKEN CREATORS OSAKA」にも参加しており、『世界のMUSASHI個展』の展示はその活動の延長として実現した。
田村駒は、今後もカルチャー・アート・デザインと連携した取り組みを通じて、ビリケンのさらなる可能性を広げていく意向だ。
長年親しまれてきたビリケンがアートに。ライブペイントが見られる貴重な機会も見逃せない。
■『世界のMUSASHI個展』概要
開催日程:7月9日(水)・10日(木)
開催場所:大阪・関西万博会場内 ギャラリーWEST
展示内容:アート作品展示、ビリケンとのコラボレーション展示、ライブペイント ほか
「BILLIKEN CREATORS OSAKA」公式HP:https://www.billiken.jp/bco-index
MUSASHI氏公式Instagram:https://www.instagram.com/musashi_ishitomi
(鈴木 京)
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