南極観測船ふじは、8月16日(土)に開館40周年を迎える。これを記念して、7月19日(土)~2026年1月18日(日)の期間、南極観測船ふじと名古屋港水族館が連携し、開館以来初めて、南極観測隊と南極観測船に焦点を当てた同一テーマの特別展「南極観測隊と南極観測船」を開催する。
展示テーマは「南極への旅」
南極観測船ふじは、1965(昭和40)年から18年間、南極観測を支えてきた砕氷船で、その役目を終えた後、1985(昭和60)年から南極に関する博物館として名古屋港ガーデンふ頭に係留されている。ふじが開館した後の1992(平成4)年には、現在の名古屋港水族館の南館が開館した。
特別展「南極観測隊と南極観測船」の展示テーマは「南極への旅」で、ふじがかつてたどった日本から南極までの航路に由来する。
開催場所は、南極観測船ふじ、名古屋港ポートビル(7階展望室・1階ロビー)、名古屋港ポートビル3階の名古屋海洋博物館、名古屋港水族館。名古屋海洋博物館の展示は、10月26日(日)までとなっている。
南極観測船ふじ、名古屋港ポートビルの展示内容
南極観測船ふじ・名古屋港ポートビルでは、「~1万4,000kmの旅路と5ヶ月間の船内生活~」をサブタイトルとし、歴代の南極観測船の紹介や、日本と南極を往復する間の船内での観測活動、生活などについて、ふじの時代を中心に、パネルや実物資料の展示を行う。
ふじ食堂では、歴代の南極観測船などを紹介。ふじライブラリーでは、出国から帰国までの船内生活などを紹介する。名古屋港ポートビル1階ロビーでは、ふじが博物館に改装された時の様子などを紹介。名古屋港ポートビル3階の名古屋海洋博物館では、ふじの時代、南極観測が国民の注目の的であったことをうかがわせる品々を紹介。ポートビル7階展望室では、南極観測隊の記念品や思い出の品などを紹介する。
名古屋港水族館の展示内容
名古屋港水族館では、「~『ふじ』で行く南極への旅~」をサブタイトルとし、ふじの紹介と観測船による南極観測にスポットを当てた展示を実施。
また、国内初となる、第65次隊の「しらせ」海洋調査で捕獲された「メガネノト」の生体展示を行う。
南館2階エントランスホールでは、ふじの時代の南極観測、ふじが名古屋港に係留された経緯、ふじと水族館南館の展示テーマ「南極への旅」のつながりを紹介。
南館3階南極の海では、現役の南極観測船、2代目「しらせ」での観測活動などを紹介するほか、ナンキョクオキアミをはじめ、希少な南極生物を展示する。
特別展概要
特別展「南極観測隊と南極観測船」の観覧には、各施設の入場料(名古屋港ポートビル1階ロビーは無料)が必要。名古屋港水族館、南極観測船ふじ、名古屋海洋博物館、展望室の4施設共通券は、大人・高校生2,440円、小中学生1,210円。南極観測船ふじ、名古屋海洋博物館、展望室の3施設共通券は、大人・高校生710円、小中学生400円。幼児(4歳以上)は水族館のみ500円、他は無料となっている。
南極観測船や、海洋調査で捕獲された生体などについて知ることができる特別展「南極観測隊と南極観測船」をチェックしてみては。
南極観測隊と南極観測船 詳細:https://nagoyaaqua.jp/news/news/26858
■名古屋港ガーデンふ頭
住所:愛知県名古屋市港区港町1番3号
(yukari)
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