ベーカリーエリア外観1
ドレステーブルは、「TruffleBAKERY(トリュフベーカリー)」の開発拠点を門前仲町本店から南八ヶ岳へ移転。
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」の第一期施設として、ラボ・ベーカリー・カフェを7月4日(金)にオープンした。
生まれたてのパンが並ぶベーカリーエリア
「TruffleBAKERY」は、ヨーロッパの高品質な専門食材を取り扱うWEB通販サイト「ハイ食材室」を運営するドレステーブルが手がけるベーカリー。
看板商品の「トリュフ塩パン」をはじめ、身近な食品であるパンに希少性の高い素材を掛け合わせた、“新たな日常の食体験”を提案している。
ベーカリーエリア外観2
ベーカリーエリア内観
週末限定オープンのベーカリーエリアは、高い天井に加え、来訪者が全体を見下ろして俯瞰できるつくり。入口近くの階段状のベンチからは、ラボの現場とずらりと並ぶパンを眺められる。
週末には、まさにその日、その場で生まれたパンを数量限定で販売。特に人気となった商品のいくつかは、全国の店舗で展開されていくという。
ライブラリスペース
また、エリア内には小さなライブラリースペースも。自然やアートをテーマに選出された370冊の本が置かれたエリアは、もともとはパン職人たちが開発の合間にひと息つける場として設けられたスペースだった。
ベーカリーエリアのオープン日には、来店者にも開放されている。
景色を楽しみながら過ごせるカフェエリア
カフェエリア内観1
カフェドリンク
ガラス張りのカフェでは、外の景色を楽しみながらドリンクを味わえる。
カフェエリア内観2
加えて、国内外さまざまなアーティストによるアート作品や、自然と融合するようなアンビエント音楽が織りなす非日常な空間も楽しめる。
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」の商品
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」マは、「季節のフルーツの天然酵母使ったパン作り」「手捏ねの生地を使用したパン作り」「乳酸菌とアロマと天然水を使用したパン作り」という3つのテーマを掲げている。
これらのテーマをもとに「TruffleBAKERY」のシェフたちが手掛ける、ここでしか食べられない商品約40種類の中から一部を紹介しよう。
写真左上2番目「天然水ブレッド」、左1番下「白トリュフの塩パン version八ヶ岳」、中央1番下「ルバーブ・ルージュ」。右上から2番目「草原のタルティーヌ」
「天然水ブレッド」537円(税抜)は、天然水がおいしいスイス生まれのパンを「TruffleBAKERY」スタイルとして仕上げられた高加水の食事パン。国産全粒粉を使用し、通常より20～30％多い100％を超える給水率の高加水生地であることが特徴だ。
「白トリュフの塩パン version八ヶ岳」260円(税抜)は、八ヶ岳の牛乳を通常より20％増量することで、他店舗とは違ったミルキー感を出している。小麦は、北海道小麦を半分以上使用し、乳酸菌アロマも配合。糖分には蜂蜜を使用し、しっとり、かつ軽さもある小麦やミルクの香りを楽しめる八ヶ岳ver.の「白トリュフの塩パン」だ。
八ヶ岳ソフトクリーム Milk (左)/ Coffee(右)
八ヶ岳限定の「八ヶ岳ソフトクリーム」は、八ヶ岳の水を飲んで育った、野辺山のミルクを使用。
シンプルにミルクを楽しめる「Milk」500円(税抜)と、コーヒーを混ぜ合わせた「Coffee」650円(税抜)の全2種類を提供している。
八ヶ岳天然水サイダー
「八ヶ岳天然水サイダー」350円(税抜)では、天然水仕込みの炭酸と天然水ゼリーで作りあげられた口滑らかな天然水を存分に楽しめる。
レモンやライムの香りもポイントだ。
事前予約限定の「TruffleBAKERY南八ヶ岳限定アソートパンボックス」5,000円(税込)は、商品10種類以上を専用BOX2段にぎっしり詰め込んだ豪華アソート。
1日50個限定で公式アプリにて予約可能。日時指定可能かつ駐車場の優先利用の特典も付いている。季節の食材を使用してのバージョンアップもあり、お土産やギフトにもぴったりだ。
内装へのこだわりと今後の展望
TruffleBAKERY南八ヶ岳全体マップ
「TruffleBAKERY」は、パン作りだけでなくパンを五感で楽しむための空間作りにも注力している。「TruffleBAKERY南八ヶ岳」の設計監理は、再生建築研究所が担当。インテリアディレクション/スタイリングは、インテリアスタイリストの作原文子氏が手掛け、自然と調和した空間をつくり上げている。
「TruffleBAKERY」は、今回の開発拠点移転の背景に、パンつくりにおいて欠かせない水へのこだわりがあるという。今後は八ヶ岳の水を活用したさらなる高品質なパンつくりを目指すとともに、第2期、第3期の開業に向けて、パンを軸としたレストランやアシェットデセール事業、ホテル事業などの展開も構想していく考えだ。
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」で五感が喜ぶ特別な体験をしてみては。
■TruffleBAKERY南八ヶ岳
住所：山梨県北杜市大泉町西井出字石堂8240-6278
営業日：ベーカリーエリア/金・土・日・祝日、カフェエリア/月・木・金・土・日・祝日 ※金・土・日・祝日以外はカフェエリアのみの営業
休業日：火・水曜日
公式Instagram：https://www.instagram.com/trufflebakery
(Kanako Aida)
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