TISと鉄道事業者とともに構成するイノベーションクラスター「TRIP」、日本の使い捨て傘ゼロを目指す傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Group(以下、NIG)が、7月10日(木)より、首都圏の鉄道事業者9社局と連携し、猛暑でも安心安全で快適な移動の実現と気候変動に適応したまちづくりを推進する「COOL MOVE TOKYO」を始動。
同プロジェクトの第一弾では、国内初(※1)の「日傘シェアリング」として、晴雨兼用の折りたたみ傘「アイカサmini」を山手線全駅ほか都内の主要駅約150カ所(3,000本)に展開し、熱中症ゼロに向け都内における熱中症リスクを軽減するとともに、“気候変動に適応した先進都市”として世界に誇れる東京を目指す。
熱中症予防は社会全体で取り組むべき重要な課題
近年、夏の期間が長期化傾向にあり、猛暑による熱中症リスクが年々深刻さを増している。通勤や買い物といった日常的な外出時にも暑さ対策が欠かせない状況であり、熱中症予防は社会全体で取り組むべき重要な課題だ。
具体的には、2024年における東京都の真夏日が10月時点で82日(※2)と記録され、熱中症による救急搬送件数が3,372件に上るとともに、統計開始以来過去2番目の規模になったという。
都内の駅約150カ所に「アイカサ mini」を設置

アイカサ mini
今回、「COOL MOVE TOKYO」では、小田急電鉄、京王電鉄、JR東日本スタートアップ、西武ホールディングス、東急、東京地下鉄、東武鉄道、京浜急行電鉄、東京都交通局と提携し、東京、新宿、渋谷などの主要駅はもちろん、山手線全駅ほか都内の駅約150カ所に、晴雨兼用折りたたみ傘「アイカサ mini」3,000本を設置。24時間140円、月額280円(使い放題プラン)で利用できる。なお、通常の「アイカサ」も利用可能だ。
設置場所の詳細は、「アイカサ」HPで確認しよう。
傘のシェアリングサービス「アイカサ」
「アイカサ」は、“雨の日も晴れの日も快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッションに、2018年12月にサービスを開始した日本初の本格的な傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をその都度購入せずに、駅や街中で丈夫でサステナブルな「アイカサ」を借り、雨が止めば最寄りの傘スポットに傘を返却することで、エコに貢献しながら手ぶらで便利に移動ができるのが特徴だ。
現在は、アプリ登録者数75万人を超え、東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と関東、関西、愛知、岡山、福岡、佐賀など12都道府県で展開し、スポット数1,800カ所以上に設置。傘がないことによって移動ができないことや、濡れて不快になることを無くし、一人一人が過ごしたい今を過ごせるよう「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラや、傘をシェアして人にも地球にも愛ある社会づくりを構築している。
軽量ながら紫外線をガードする「アイカサ mini」
「晴れも雨の日も。自由自在」をコンセプトに開発された「アイカサ mini」は、軽量(約250g)かつコンパクトでありながら、紫外線遮蔽率99.9%以上・遮光率99.99%以上(1級遮光生地使用)(※3)の高性能生地を使用し、夏の強い日差しや紫外線から利用者をガード。初期展開色として、ブラック・スカイグレー・ベージュが用意されている。
急な雨や、日差しが強い日は、サステナブルな晴雨兼用折りたたみ傘「アイカサ mini」を利用してみては。
「アイカサ」HP:https://www.i-kasa.com
TRIP:https://tib-trip.com
(※1)傘のシェアリングサービスとして、日傘として利用可能な晴雨兼用の折りたたみ傘の提供が初。アイカサ調べ。
(※2)気象庁:https://www.jma.go.jp/jma/index.html
(※3)紫外線遮蔽率99.9%以上(JIS L 1925試験値)/遮光率99.99%(JIS L 1055 A法試験値)
(佐藤ゆり)
The post 【東京都・神奈川県】都内の駅など約150カ所に、シェアできる晴雨兼用折りたたみ傘「アイカサ mini」設置 first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.