オンフィリアは、ドイツの抱っこ紐ブランド「ディディモス」の日本正規総代理店として、リュックのように背負えて、赤ちゃんの姿勢を快適に守るおんぶ紐「ディディゴー(DidyGo)」を7月15日(火)に発売。
なお「ディディモス」は、1972年にベビーラップを製品化した、ベビーウェアリングのパイオニアブランドだ。
おんぶ離れの原因
近年日本ではおんぶ離れが進んでいる。少子化や核家族化の影響で、親世代自身がおんぶ経験を持たないまま育児を始めるケースが増え、「おんぶに自信がない親が増えている」という声が育児支援の現場からも聞かれるとか。
「ディディモス」によると、全国のユーザーや抱っこ・おんぶの専門家との対話を通じて、現在市場に出回っているおんぶ紐には、おんぶを育児に取り入れるうえで課題があることが明らかになったという。
まず、赤ちゃんの自然な姿勢を保ちにくい製品があることが明らかに。一部の製品では赤ちゃんの自然な姿勢(M字開脚・背中の緩やかなカーブ)のサポートが不十分で、長時間の使用での快適性に課題が見られる。
また、高い位置でおんぶしづらい構造が多いことも課題の1つだ。日本では、赤ちゃんを肩越しの高い位置でおんぶすることで、親と同じ目線を共有しながら周囲を見たり、自然な対話が生まれたりすることが期待される。
しかし、一般的なバックル式抱っこ紐の多くは、構造上高い位置での装着がしづらく、日本ならではのおんぶを再現するのが難しい。
最後に、現代の生活環境では使いにくい仕様やデザインがある。昔ながらのおんぶ紐に多く見られるバッテン式構造は、家庭内での使用には適しているが、装着時に胸を圧迫しやすいため、公共の場では使いにくいと感じる人がいる。
デザインが女性向けに偏っており、夫婦で育児を担う家庭が一般的になりつつある現代では、よりユニセックスで外出にも対応しやすい仕様が求められる。
おんぶに新しい選択肢を
共働きや夫婦で育児を分担するスタイルが定着しているドイツで開発された「ディディゴー」は、今日の日本の子育てスタイルにもマッチしている。赤ちゃんの自然な姿勢と大人の使いやすさを両立し、夫婦で共有しやすいシンプルなデザインが特長だ。
同商品は、日本の伝統的なおんぶ文化の良さを大切にしながら、現代の家族のライフスタイルに寄り添う、新しいおんぶの選択肢として誕生した。
「ディディゴー」は、腰すわり(約7kg)から使えるリュック型のおんぶ紐。背負うだけで装着できる手軽さが魅力だ。赤ちゃんの快適な姿勢にも細部まで配慮したほか、腰ベルトレスの構造により通気性もよく、夏のおんぶも快適。
お腹まわりを締め付けないので、妊娠中でも安心して使用できる。屋内外共に使いやすく、2人育児にも応用しやすい設計で、現代の子育てシーンにフィットする工夫が詰まっている。
「ディディゴー」の特長
「ディディゴー」は、自然なM字姿勢と背中の緩やかなカーブをしっかりと支え、膝裏から首元までをやさしく包み込み、長時間のおんぶでも赤ちゃんが快適に過ごせる姿勢を保つ。
赤ちゃんを背当てに座らせて肩にかけ、チェストストラップを留めて、肩ベルトの長さを調整するだけの4ステップで装着完了。初めてのおんぶでも直感的に使える設計だ。
肩越しの高い位置でおんぶできるので、赤ちゃんは大人と同じ目線で世界を体験できる。しっかり密着して支えることで安定感があり、好奇心旺盛な時期の赤ちゃんにも安心。
ウエストの締め付けがない設計は、妊娠中でも快適に使用できるほか、スリングや他の抱っこ紐との併用にも最適だ。下の子をスリングで抱っこしながら、上の子を「ディディゴー」でおんぶするなど、2人同時の抱っこ・おんぶにも活用できる。
風通しがよく暑い夏も快適だ。
前抱っこにも対応し、シーンに応じて柔軟に使える。
商品概要
「ディディゴー」の対象月齢は体重7kg(腰すわり)~20kg、抱き方はおんぶ、対面抱き。価格は27,900円~33,500円(税込)。素材はオーガニックコットン100%、またはコットン×リネン混(リネン最大45% 背当て部分)※、本体の重さは300~430g※、カラーは全18種類、生産国はEU。
販売先はDIDYMOS公式オンラインストア、および全国のディディモス・アドバイザーによる試着体験も可能だ。
初めてのおんぶでも安心して使える仕様で、幅広い場面で活躍する「ディディゴー」を試してみては。
DIDYMOS公式オンラインストア:https://didymos.jp/collections/didygo
使い方の紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=8CPNWVh6IcE
※商品により異なる
(さえきそうすけ)
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