和光が、銀座にある和光 本店地階 アーツアンドカルチャーにて、8月1日(金)~20日(水)の期間、モデルの森星さんがクリエイティブディレクターを務めるプロジェクト「tefutefu」キュレーションによる「色寂 irosabi」展を、日本初開催する。
“色”に着目した特別な展示販売
「tefutefu」は、日本の歴史や伝統、原風景に触れながら、衣・食・住にまつわる文化や暮らしの美学を見つめ直し、国内外に発信するプロジェクト。「色寂 irosabi」展は、「tefutefu」のキュレーションのもと、素材や技、そして時間が織りなす“色”に着目した特別な展示販売会だ。
日本文化の文脈に根ざした「色寂」の世界を紡ぎ出す
「色寂」とは、モノが人の生活に寄り添ってきた“時間”に光を当て、時間とともに風合や表情を帯びていく素材やモノ、景色の“色”に注目し、移ろう世界の中で見せる一瞬の色彩を愛しむ心。
日本で初の開催となる「色寂 irosabi」展は、ロサンゼルスでの展覧会のテーマ「色寂 irosabi」を軸に、新たな視点から構成し、日本文化の文脈に深く根ざした「色寂」の世界を丁寧に紡ぎ出す。都市と自然、日常と非日常が交差する東京・銀座という舞台において、素材や技に宿る“時間”の痕跡を見つめ、静かな色彩に宿る美しさを浮かび上がらせるという。
また、伝統的な手仕事や匠の技に新しい視点を交え、未来へとつながる活動を続ける職人やアーティストが中央舞台に集う同展には、今回、アーツアンドカルチャー1周年の節目を記念し、これまで和光と共に歩んできた作家たちも参加。出展者は、朝日焼十六世 松林豊斎氏、Eocene Arts、大蔵山スタジオ、川合優氏、谷口弦氏、廣谷ゆかり氏、吉岡更紗氏、tefutefuなどの予定だ。
森星さんについて
️「tefutefu」のクリエイティブディレクターを務める森星さんは、資生堂やブルガリのブランドアンバサダー就任や、MET GALAの出席、国内外の雑誌や広告、パリコレクションでのショー出演などファッション業界で活躍。さらに、日本の伝統的文化を世界に発信する「tefutefu」立ち上げや、プラン・インターナショナル・ジャパンの「Because I am a Girl エンジェル」に就任するなど幅広い分野で活躍中だ。
「色寂 irosabi」展については、「日が昇り、沈み、葉が朽ちて土へ還る。その静かな営みに宿る美しさに、『色寂』という名を授けました。命も、色も、想いも、すべてが時の中で呼吸しています。
ファッションモデルを通して、世界の手仕事に触れてきた私にとって、時を重ねて深まるものの尊さは、日本の美意識にも通じる大切な価値です。和光という“光”の名をもつ場で、世代を超えて紡がれる表現が響き合い、日々の中に小さな豊かさと希望を見つけるきっかけとなれば幸いです」とコメントしている。
アーツアンドカルチャーについて
「色寂 irosabi」展の会場となっているアーツアンドカルチャーは、2024年7月20日に生まれ変わった和光 本店地階にある。このフロアは、単なる買いものの場ではなく、何百年と継承されてきた伝統や技術、自然との付き合い方から生まれる日本の美意識、創作の追求に費やされた時間など、品物の背景にある物語を伝える拠点であり、文化と人々の交流の場だ。
和光は、前身となる服部時計店の創業以来、職人のクラフトマンシップや最先端テクノロジーの枠を尽くした品々を紹介するとともに、定期的な美術展を開催して、そこに集う人々との関わり合いのなかで、さまざまな視点とインスピレーションを育んできた。和光に流れるアーツアンドカルチャーを尊ぶ精神を継承しながら、地階ならではの視点で、日本の工芸家や現代アーティストの作品を発信している。
この機会に、感性と文化が交差するアーツアンドカルチャーの空間だからこそ実現しうる、特別な企画展「色寂 irosabi」展に足を運んでみては。
■「色寂 irosabi」展
会期:8月1日(金)~20日(水)
営業時間:初日は13:00~17:00、2日(土)以降11:00~19:00
会場:アーツアンドカルチャー
住所:東京都中央区銀座4-5-11
休業日:無休
和光HP:https://www.wako.co.jp
アーツアンドカルチャーHP:https://www.wako.co.jp/c/artsandculture
tefutefu HP:https://tefutefulab.com
(佐藤ゆり)
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