「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指す島根電工は、松江市、松江ライトアップキャラバン実行委員会と連携!
国宝松江城をライトアップする光のイベント「松江水燈路」の初日である9月27日(土)に、水素エネルギーによってライトアップ電源の一部を供給する。
次世代エネルギー水素を身近に感じてもらいたい
同取り組みでは、島根電工の国宝松江城を水素エネルギーでライトアップする。国際文化観光都市松江のシンボル・国宝松江城と島根電工が推進する脱炭素を連携させることで、市民の人々に次世代エネルギーである水素を身近に感じてもらうことが目的だ。
電源供給を行った水素発電機は、9月28日(日)に開催される松江市主催「環境フェスティバル」に展示される。
「松江水燈路」は、9月27日(土)・28日(日)、10月4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)・13日(月)・18日(土)・19日(日)の9日間の開催で、時間は18:00~21:00。開催場所は松江城及び松江城周辺だ。詳細はHPで確認を。
島根電工の水素エネルギーに関する取り組み
島根電工は「再生可能エネルギー推進室」を立ち上げ、水素エネルギーの利活用を新たな事業として積極的に展開している。
香川県小豆島での水素利活用FS調査業務では、山陰のローカル企業である島根電工が2023年環境省委託業務を受託し、小豆島で水素サプライチェーン実現可能性調査を実施した。島内の再生可能エネルギーを活用して水素を製造し、島内の施設へ運搬・活用するモデルの実現可能性を調査、報告。調査報告書は国立国会図書館に納められている。
また、島根電工のグリーン水素製造・利用システムは、東京都の支援事業におけるモデルプランの一つに採択されている。同システムは、太陽光発電の余剰電力と水道水からグリーン水素を製造利活用するコンパクトなプランで、駐車場2台分程度のスペースでも導入が可能だという。
そして島根電工は9月現在、福島県大熊町・浪江町で展開されている「小さな水素社会ワーキンググループ」に、水素利活用企業として参加中。このワーキンググループでは、次世代水素技術の研究開発と事業化の検討に参画している。
さらに島根電工は、研修施設「みらい創造トレーニングセンター」が2026年6月に完成予定。
同施設は、若手社員が実務体験を通じて技術や知識を習得する場となり、太陽光発電設備と水素製造・利活用システムを設置する計画だという。水素プラントを導入し、広く企業視察の受け入れ、学校教育機関への公開をすることで、地域脱炭素と水素社会の実現に貢献することを目指している。
島根電工では、今回の「松江水燈路」での水素エネルギーによるライトアップ電源の一部供給に関する取り組みを通じて、実績と知見を蓄積し、今後も地元山陰地方での水素利活用プロジェクトに貢献していくという。
島根電工と松江市が連携し、水素を身近に感じてもらうために実施される「松江水燈路」初日のライトアップに注目してみては。
「松江水燈路」公式HP:https://www.suitouro.jp
島根電工公式HP:https://www.sdgr.co.jp
(yukari)
The post 【島根県松江市】「松江水燈路」の初日に、国宝松江城を水素エネルギーによりライトアップ! first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.