京都生まれ京都育ちのライターが、京都市北区のイベント情報をお届け。今回ご紹介するのは、2月8日(土)に京都産業大学の神山天文台で開催される「星を探しに in 神山天文台」。同大学の象徴である神山天文台で、最新の天体観測を学ぶことができるツアーをチェックしよう!
京都産業大学について
京都産業大学は、1965年に経済学部・理学部の2学部をもって、京都市・上賀茂に創設。2025年に創立60周年を迎える。
すべての学部・研究科及び学生が広大な「神山キャンパス」に集結する「一拠点総合大学」という特色を活かし、領域を越えて多様な人や知識をむすび、そこから新しい価値をうみだす大学づくりとそのための不断の大学改革に、学長のリーダーシップの下、全学を挙げて取り組んでいる。
現在では、文系・理系10学部10研究科をそろえ、約15,000人の学生を擁するに至っている。また、卒業生数は、約16万人に上るという。
京都産業大学のシンボル、神山天文台
神山天文台は、京都産業大学の創設者・荒木俊馬博士が天文学・宇宙物理学者であり、開学当初より宇宙物理学と天文学の教育・研究に力を入れてきた経緯から、同大学の新しいシンボルとして2010年4月に開設された。
私立大学では国内最大(2025年1月現在)となる、口径1.3mの反射式望遠鏡「荒木望遠鏡」と様々な観測装置、ならびに各種の実験・開発機器を設置している。
同大学では、神山天文台の施設・設備を学内外の研究者や学生による第一線の研究・教育の場として提供するとともに、広く地域の人にも開放し、宇宙に触れる機会を身近に提供している。
最新の天体観測を学ぶ「星を探しに in 神山天文台」
「星を探しに in 神山天文台」は、神山天文台や「荒木望遠鏡」の秘密を探りながら、最新の天体観測を学ぶことができるツアー。
神山天文台サポートチームによる、「荒木望遠鏡」の解説と、光の性質に関する実験、宇宙の3D映像上映会、太陽望遠鏡を用いた太陽観測が実施される。
神山天文台サポートチームは、神山天文台の活動の活性化などを目的とした学生団体。天文学に触れられるさまざまな企画を通じて神山天文台をより広く、より多くの人に知ってもらうため、また天文学の普及のため日々活動をしている。
ツアー概要
「星を探しに in 神山天文台」の開催時間は、第1部が13:00~14:00、第2部が14:30~15:30、入れ替え制で実施される。
ツアー内容は、「荒木望遠鏡」の解説(実際に星を見ることはできない)、光の実験、
宇宙の3D映像上映、天体写真の展示、クイズラリー、
晴天時のみ太陽観察。太陽観察は、専用の望遠鏡を用いて安全に観察する。
対象は、小中学生とその保護者各部50人(計100人)。未就学児や高校生とその保護者も参加できる。申込は、事前予約・定員制で、参加費は無料。1月8日(水)9:00より予約を受け付けている。予約は、詳細ページの予約フォームにて受付中だ。
来場者用駐車場は用意されないため、公共交通機関を利用して参加しよう。神山天文台までは、エスカレータ・階段・坂道があるため、車での来場を希望する人は、事前に相談を。
館内では、用意されたスリッパに履き替えよう。館内での食事は不可で、飲み物は指定の場所で飲むことができる。
「星を探しに in 神山天文台」で、天体観測や実験などを親子で楽しんでみては。
■京都産業大学
住所:京都府京都市北区上賀茂本山
詳細ページ:https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20241202_859_kao.html
yukari
京都生まれ京都育ちのライター。趣味はグルメ探索、旅行。