11月6日(木)～9日(日)に、東京都杉並区の「座・高円寺」で「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」が開催される。日本ろう芸術協会は、5月17日(金)に観覧チケットの販売をスタートした。
日本初のろう者主導による国際舞台芸術フェスティバル
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」は、“目で観る舞台芸術”をテーマに、手話・視覚言語・身体表現を軸とした国際的な舞台芸術作品を一堂に集める、日本初のろう者主導による国際舞台芸術フェスティバル。ろう者であり、この芸術祭の総合ディレクターを務める牧原依里氏のキュレーションのもと、世界各国の手話パフォーマンスや新たな表現に出会える4日間だ。
チケットの販売について
5月17日(金)よりスタートしたチケット販売では、4月に発表された第一弾プログラムを中心に、オープニングセレモニーや国内外の表現者による多彩な公演を用意している。
主な演目には、独自の演出で注目を集めるカンパニーデラシネラの小野寺修二氏が演出するノンバーバル演劇や、アメリカ発祥の即興手話バトル「SIGN SLAM」、さらにマーベル映画「エターナルズ」など世界的な映像作品で手話監修を務めた専門家ダグラス・リドロフ氏によるパネルディスカッションなどを予定。誰もが楽しめる開かれた芸術祭として、「手話の世界」に飛び込み、多様な“目のことば”に出会える機会となりそうだ。
チケットは、4日間通し券や各プログラムごとの個別券など、多彩なラインナップから選べる。また、一部プログラムには無料で参加できるものもある。詳細なチケット情報や購入方法については、チケット申込サイトをチェックしよう。また、追加プログラムや当日の見どころについては、InstagramやX、LINEなど公式SNSで随時発信するとのこと。こちらもチケット情報とあわせてチェックを。
手話がテーマのマルシェ「手話の市」も開催
また、芸術祭期間中は、手話をテーマにしたマルシェ「手話の市」も開催される。会場前広場には、食べ物や雑貨・アクセサリーなど多彩なブースが並ぶ予定だ。手話・筆談・ジェスチャーを交えながら誰もが気軽に買い物を楽しめる、にぎわいの場を創出する。
手話と多様な身体表現が響き合う「手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025」に参加してみては。
■手話のまち 東京国際ろう芸術祭2025
開催期間：11月6日(木)〜9日(日)
会場：座・高円寺
住所：東京都杉並区高円寺北2丁目1-2
チケット申込：https://shuwanomachi.jp/ticket.html
HP：https://shuwanomachi.jp
Instagram：https://www.instagram.com/tokyodeaffestival
(熊田明日良)
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