遺贈寄付を文化にするために活動する日本承継寄付協会(Will for Japan)は、5月8日(木)より、埼玉りそな銀行の全店舗にて遺贈寄付情報誌「えんギフト」の配布を開始している。
「えんギフト」について
遺贈寄付に特化した「遺贈寄付が分かる」を届ける情報誌「えんギフト」は、日本承継寄付協会が、年1回21,000部を無料発行・配布する遺贈寄付専門の冊子。
遺贈寄付の解説に加え、社会課題に取り組む団体、大学、自治体への寄付事例や、寄付先の選び方、体験談などを紹介している。
これまで全国で38,000部を配布している。
利用者や地域の「これから」を支える情報を届けたい
遺贈寄付とは、財産の一部を、遺言を通じて亡くなった後に、非営利活動法人や地域の学校などに寄付して社会に貢献する方法。10万円など少額からでも寄付をすることができる。また、亡くなった後の寄付実行となるために、貯金残額の心配をする必要がないという。
遺贈寄付は、人々の思いを次の世代や故郷に伝え残すことができる有効な手段だが、遺言書作成への抵抗感や、認知の普及が至らず、国内では一般的になっているとは言えないという。同協会は、2019年の設立以来、この遺贈寄付を当たり前にするためのさまざまな取り組みを行っている。
埼玉県内において、2024年に草加市と連携協定を結び、今年5月にPoliPoliによる「Policy Fund」助成をもとに、草加市内での遺贈寄付の認知普及、および相談先となる専門家の養成プログラムを実施している。
一方、埼玉りそな銀行では、人生100年時代を見据え、顧客の相続・資産承継や資産形成など、さまざまなこまりごとに伴走しながら取り組んでいる。「道徳経済合一」の考え方を大切に、埼玉県での子どもの居場所づくりや環境保全など、地域社会への貢献を願う顧客の想いをつないでいる。これらの活動を通じて、「地域×SDGs」の実現に向けた取り組みを積極的に推進している。
今回の連携は、こうした価値観を共有する両者が、利用者や地域の「これから」を支える情報を届けたいという思いから実現したという。
今を生きる人々の意志を、次の世代に繋げる
日本承継寄付協会は、今を生きる人々の意志を、次の世代に繋げることを目指している。
遺言は、自分のかけがえのないものと向き合い、自分の意志を未来へ繋ぐことができるライフステージアクションだが、死を連想されることから敬遠される傾向にあり、日本人の10%しか書いていないという。
遺言は英語で「Will」といい、その言葉から与えるイメージは真逆のもの。同協会では、遺言にまつわるイメージを払拭するとともに、意志を未来へ繋ぐための「Will」として活用されるために、誰もが負担なく想いをかたちにできる「遺贈寄付」の理解と普及を推進する取り組みとして、遺贈寄付の専門雑誌「えんギフト」の発行や、専門家の育成、遺言書作成への助成金の提供を行っている。
日本承継寄付協会は、埼玉りそな銀行の全店舗への配布を通じて、埼玉県をはじめとするより多くの人々に、「遺贈寄付」が社会を支えるひとつの選択肢であることを知ってもらい、よりよい未来づくりの一助となることを目指すという。
埼玉りそな銀行を利用した際、遺贈寄付情報誌「えんギフト」を手に取ってみては。
えんギフト 詳細:https://www.izo.or.jp/service/gift.html
日本承継寄付協会(Will for Japan) 公式HP:https://www.izo.or.jp/index.html
埼玉りそな銀行 公式HP:https://www.saitamaresona.co.jp/
(ソルトピーチ)
The post 埼玉りそな銀行全店舗で、遺贈寄付情報誌「えんギフト」を配布。寄付先の選び方も紹介 first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.