【京都府京都市】5年ぶりに「同志社大学 寒梅館夏まつり」開催!大学生と一緒に盛り上がろう

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京都で生まれ育ったライター・紫原が地元で気になる情報をお届け。

夏休みは、子どもたちにとって楽しいイベントがもりだくさんの時期。そんななかで今回紹介したいのが、同志社大学室町キャンパスの寒梅館で8月23日(土)に開催される「同志社大学 寒梅館 夏まつり」だ。

同志社大学ってどんなところ?

同志社大学は、1875(明治8)年に新島襄が設立した同志社英学校をルーツとする総合大学だ。京都市の中心部に今出川校地を、そして京都府南部に豊かな自然に囲まれた京田辺校地を有する。

とりわけ今出川校地は京都御所の北側に位置し、室町幕府三代将軍の足利義満によって創建された相国寺にも隣接。周囲には多数の神社仏閣や史跡が点在しており、京都の歴史と文化を肌で感じられる。

そんな今出川校地は、4つのキャンパスで構成。5つの重要文化財が建ち並ぶ今出川キャンパスを中心に、寒梅館のある室町キャンパス、主に社会学系学部が展開する新町キャンパス、大学の国際主義を象徴する烏丸キャンパスが置かれている。

今回、「同志社大学 寒梅館夏まつり」の会場となるのは室町キャンパスの寒梅館。1965(昭和40)年に建設された旧大学会館を全面リニューアルし、2004(平成16)年4月にオープンした7階建ての施設だ。

学生の学びの場であると同時に、大小2つのホールやカフェ・レストランなどを一般開放し、コミュニティスペースとしての役割も担っている。ちなみに、建設工事の際に行った遺跡調査で発見された室町時代の遺構や遺物が5か所で常設展示されているので、歴史好きの方はぜひ覗いてみて。

コロナ禍を乗り越えて夏祭りが復活

同志社大学では2006年度より寒梅館内の施設を活用し、小学生を対象とした「寒梅館夏まつり」を開催してきた。しかし、コロナ禍における感染拡大防止の観点から、2020、2021年度は中止に。2022年度以降はその代わりとして、2021年9月に誕生した継志寮(けいしりょう)にて「地域共生・地域創生」をテーマに「継志寮夏まつり」が行われていた。

そして2025年度、ついに「寒梅館夏まつり」が5年ぶりに復活。大学を地域へ開放し、小学生と大学生が心を通わせることで、双方にとって成長の場となるイベントを目指したいとしている。

なお、2025年度の「継志寮夏まつり」は10月26日(日)開催予定の「上京区民ふれあいまつり2025」と共催で実施されることが決まっており、こちらも秋に向けて楽しみが増えるニュースだ。

見て、体験して、夏の思い出を作ろう!


「寒梅館夏まつり」では、同志社大学の学生が子どもたちのためにわくわくするようなイベントを企画している。イベントの所要時間は1つにつき10分から20分程度だといい、気軽に参加できるのもうれしいポイント。

さて、ここからはイベント内容を大きく2つに分けて紹介する。詳細についてはイベントページが随時更新されるので、気になる方は定期的にチェックしておこう。

ステージショー

ひとつは、同志社大学のサークルがジャグリングやダンス、アンサンブルを披露するステージショーだ。ただ見るだけではなく、一緒に踊る時間があるかもしれないのでお楽しみに。

約850人を収容できるハーディーホールには、文化系サークルや学生オーケストラが登場。

また、2階まで吹き抜けになった開放的なアトリウムのミニステージでも、バラエティ豊かなショーが見られる。

ワークショップ

もうひとつはワークショップと体験コーナー。ここでは、同志社大学の学生が普段どんな活動をしているのかがわかるコーナーを多彩に用意している。

  • オリジナル竹うちわ作り:うちわに筆を使ってオリジナルの竹うちわを作る【書道部
  • けずってキラキラ!スクラッチアート体験:スクラッチアートシートの黒い層をけずり、下にかくれたカラフルな層で絵や模様を描く【ART-SOZO
  • キャンドルづくり体験:5色のカラフルサンドワックスを使ってオリジナルキャンドルをつくろう【Shinmachi Activate Project
  • ペーパーロケットを作ろう:のりやテープなどを使ってペーパークラフトのロケットを作る【同志社大学DERCロケットサークル
  • キャンドルすくい:教会で使われなくなった古ろうを手作りのミニキャンドルにリサイクルし、水に浮かべてなんちゃって金魚すくいを楽しんでもらうワークショップ【キリスト教文化センター学生スタッフ
  • ミニジオラマ製作:レールや草木を自分なりに配置してオリジナルのミニジオラマを製作【鉄道同好会
  • 多くつかもう!豆つかみゲーム、目指せ紙ひこうきチャンピオン!:豆つかみではどれだけ多くつかめるかを競う。紙ひこうきは様々な紙の種類を自由に選び、より遠くに飛ばせるかチャレンジ【地域連携サポーター】

体験コーナー

  • わくわくおまっちゃたいけん:自分で抹茶を点ててお菓子とともに味わえる【茶道部
  • 楽器を演奏してみよう!:楽器を鳴らす体験ができる【同志社交響楽団
  • プラモデル体験会:人気キャラクターを作れるよう、大学生がサポートしてプラモデル製作を体験【模型研究会
  • 寒梅館で人力車に乗らないかんばい!:寒梅館中庭で人力車の乗車体験 ※雨天決行【人力俥友之会
  • 話してワクワク!アナウンス・ラジオ体験!:アナウンス練習やラジオブースの体験。時間帯によってはミニステージの司会を体験するチャンスもあり【学生放送局
  • 運転手はきみだ!:鉄道模型の運転を体験【鉄道同好会
  • 雅楽体験〜みやびな世界へレッツゴー!〜:雅楽の楽器に触れたり、音を出したりできる【雅楽会
  • 同志社戦隊タナレンジャーと触れ合おう!:同志社戦隊タナレンジャーとの写真撮影や、レンジャーが使用しているアイテムなどに触れられる。【同志社ヒーローショー同好会
  • 一緒に楽しむ ジャグリング体験会!:ジャグリングホールやディアボロなど、ジャグリンで使用する様々な道具を体験【マジック&ジャグリングサークルHocusーPocus
  • ダンボールおもちゃ王国 ~わくわくがいっぱいだMOW~:射的ゲーム、スマートボールなどダンボールで作ったおもちゃで遊べる。上京区役所マスコットキャラクター「かみぎゅうくん」も登場【上京区役所】

イベント概要


「同志社大学 寒梅館夏まつり」の開催日時は、8月23日(土)の13時から17時まで。参加費は無料で、事前申し込みも不要だ。

イベントの対象は主に小学生だが、内容によっては兄弟姉妹で未就学のお子様でも参加できるとのこと。ただし、ブースの内容によっては人数制限を行う可能性がある点に留意してほしい。

会場の同志社大学室町キャンパス 寒梅館には駐車場・駐輪場がないため、公共交通機関を利用しよう。

電車の場合、京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩1分、あるいは京阪電車「出町柳」駅から徒歩20分ほどで着く。バスならバス停「烏丸今出川」にて下車後、徒歩約3分だ。

大学生の“大きいお兄さん&お姉さん”との触れ合いが、子どもの好奇心を育む良いきっかけとなるのでは。

■2025年度「同志社大学 寒梅館 夏まつり」
会場:同志社大学 室町キャンパス 寒梅館
住所:京都府京都市上京区烏丸通上立売下ル御所八幡町103

イベント詳細ページ:https://student-support.doshisha.ac.jp/s-support/event/detail/010-ormV4q.html

ライタープロフィール

紫原もこ
生まれも育ちも京都のWebライター。とはいえ京都についてはまだまだ勉強中。趣味は観劇、美術館・神社仏閣巡り。

   

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