大分県竹田市が、都市部の若者が地域での暮らしと働き方を体験する「竹田市暮らし体感インターンシップツアー」を今年度も開催。現在、地域でのリアルな“暮らし”と“仕事”に触れ、未来の選択肢を広げる2泊3日の交流型プログラムへの参加者を募集中だ。
都市と田舎の“ちょうどいい暮らし”が叶うまち
大分県竹田市は、大分県南西部、九州の真ん中に位置する人口2万人ほどの豊かな自然と歴史に彩られたまちで、阿蘇くじゅう国立公園の玄関口として知られている。
城下町の風情が残る竹田地域、高原地帯が広がり農業が盛んな萩地域、九州本土最高峰の中岳を有する、くじゅう連山の景色が美しい久住地域、日本有数の名湯の誉れ高い炭酸泉が湧く直入地域があり、日々の暮らしと観光が調和する環境だ。
温泉や地元の食が楽しめるスポットが点在し、コンパクトにまとまった市街地には生活に必要な施設が揃い、利便性の高い暮らしが可能。移住支援にも積極的で、空き家バンクや地域おこし協力隊の活動を通じて、住まいや仕事、地域とのつながりをサポートしている。
移住者と地域住民が自然に交流できるイベントやコミュニティの場もあり、都市と田舎の“ちょうどいい暮らし”が叶うまちだ。
竹田市での暮らしを“リアルに体感”

市長と移住者、就職先企業担当者との対談の様子
竹田市で実施されている「暮らし体感インターンシップ」は、地方移住を検討する人に向けて、地域での仕事体験や住民との交流、自然豊かな暮らしを“リアルに体感”してもらう2泊3日の短期滞在プログラム。

就労体験の様子

移住者との対話の様子
単なる観光では得られない「地域で暮らす」視点を提供し、地域で実際に活動する移住者や地元住民との交流を通して、人とのつながりや地域の課題にも触れ、ミスマッチのない移住・定住へとつなげるという。
インターンシップには、地元企業での就労体験ができる「しごと型」と、住民や移住者との交流や地域行事を体験できる「地域体験型」を用意。参加者は自分好みにプログラムを組み合わせて滞在することができる。
「しごと型」と「地域体験型」

一例
「しごと型」は、多種多様な業種から選択可能。地域のインフラを支える建築業や電気・ガス設備の会社、養鶏場や林業などの一次産業、リゾートホテルや和菓子製造、病院、保育園など、資格の有無に関わらず参加することができる。

一例
「地域体験型」は、自治コミュニティ組織が運営する季節行事(稲刈り・餅つきなど)や、秋に開催される竹灯籠の祭り「竹楽」のボランティア参加を通じて、地元住民の人と交流することができるプログラム。移住に向けた市内ツアーへの参加や移住者と対話ができるプログラムもあり、暮らしの良いところも悪いところも含めたリアルな内容を知ることができる。
事前のヒアリングで安心して参加可能
「竹田市暮らし体感インターンシップツアー」参加にあたっては、竹田市インターンシップ特設サイトから気になるプログラムに申し込み(別途サイトの利用登録が必要)しよう。
参加前に運営事務局であるAsian Bridgeのキャリア担当がオンラインで面談を行い、将来の移住や就職の希望を含めて話を聞いて、ツアーを組み立てくれる。
最初に希望したインターンシップ以外のプログラムも、ヒアリング内容に応じて紹介することも多いとのこと。充実した竹田市でのツアーに向けて相談できるので安心して参加できるのが嬉しい。
さらに、竹田市の担当者とも事前にコミュニケーションを取ることができ、移住に伴い使える補助金や制度も紹介してくれる。
今年度は、新たに5社のプログラムを追加予定。自分にあうプログラムを選んでツアーを組み、参加してみて。
竹田市の移住者数は、4年連続過去最高数を記録
竹田市の移住者数は、4年連続過去最高数を記録。これまでに全国から幅広い年齢層の参加者が「竹田市暮らし体感インターンシップツアー」に参加し、そのうち十数名が実際に竹田市への移住を実現したという。
参加者からは、「リアルな暮らしに触れられた」「移住の不安が解消された」といった声が多く寄せられているそうだ。

昨年の交流会の様子
また、インターンシップの受け入れを行う企業同士が交流したり、竹田市に縁のある方で交流会を開催したりと、竹田に魅力を感じる人がつながり、地域が一体となって移住者を歓迎しているとのこと。
インターンシップは全国どこからでも参加可能なので、自然豊かな地方で暮らしたい人、子育てをしたい人、UIJターン就職、竹田市周辺での就職を検討中の人など、興味がある人は気軽に申し込みしてみては。
竹田市暮らし体感インターンシップツアー:https://careetern.com/special_intern/taketa_tour
(佐藤ゆり)
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