創業以来、日本の伝統的な和素材に革新を加え続けてきた遠藤製餡は、有機製品のさらなる普及と海外展開を見据え、これまで展開してきたオーガニック商品を、8月1日(金)より新ブランド「en Far East Organic(エン ファー イースト オーガニック)」として統一・再構築し再始動した。
ブランド名に込めた想い
「en = 縁」「Far East = 日本から」――。今回立ち上げた新ブランド「en Far East Organic」には、遠藤製餡のオーガニックに対する哲学と、日本から世界に向けて自然循環型社会を提案する意思が込められている。
enは縁・円(サステナブルな循環)を表し、ブランド創業者の言葉「すべては弧を描き、円のように循環している」に象徴されるように、製造者と生活者を“縁”で結ぶものづくりを目指している
パッケージ刷新と商品ラインナップ拡大
今回のブランド再構築では、パッケージを統一するとともに、従来の小豆製品に加え、さまざまなオーガニック原料を活用した商品群を順次展開。
国内市場だけでなく、海外への本格展開も視野に入れており、“和と自然の融合”を象徴するグローバルブランドとしての飛躍が期待されている。
常識を覆す低糖度有機あんシリーズ
特に注目されるのが、Brix(糖度)約41という低糖度を実現しつつ、小豆本来の風味とコクをしっかり味わえる「有機あん」シリーズ。
使用する有機砂糖にもこだわり、すっきりとした後味と自然な甘みが特徴だ。
一般的に市販あんこは糖度60前後とされる中、甘さ控えめでも満足感のあるあんこは健康志向の人々にとって新しい選択肢となる。
「低糖度あん」開発の原点
遠藤製餡とオーガニックとの縁は、今から40年以上前、1984年に遡る。
当時としては先進的だった「低糖度あん」の開発に取り組む中、「味を損なわずに糖分を減らすには、原料そのものの質を極限まで高める必要がある」という信念に辿り着いたという。
その信念のもと、「最良の小豆は、最高の土壌でしか育たない」という理念にたどり着き、オーガニックプロジェクトが始動。
1998年に製品化、2006年には有機JAS認証も取得し、20年以上にわたり、有機素材を使ったあんこやスイーツを日本全国へ、そして世界へと届けてきた。
一部有機製品リニューアル
現在販売中の有機製品は、9月末に終売予定。ブランド再構築後、8月1日から以下ラインナップとしてリニューアル販売される。
リニューアル商品には、そのまま食べて美味しいオーガニックあん「en 有機小倉あん」と「en 有機こしあん」、
大粒の有機小豆のごろごろ感を楽しめる「en 有機ぜんざい」と「en 有機ゆであずき」、
「en 有機赤飯用あずき」が揃う。
遠藤製餡について
遠藤製餡は1950年に誕生し、戦後の傷跡がまだ残る時代に甘さを求める人々の想いに寄り添ってきた。以来半世紀以上、製餡業のパイオニアとして、先進の技術力と矜持をもって社会のニーズと顧客の要望に応えてきた。
業務内容は、餡の素材提供だけでなく、和・洋菓子のOEM生産から自社ブランドの商品化まで幅広く展開している。
有機あんこのパイオニア・遠藤製餡の新たな挑戦に注目してみて。
遠藤製餡 公式サイト:https://endo-s.co.jp
あずきの贅沢 公式Instagram:https://www.instagram.com/azuki_no_zeitaku
(丸本チャ子)
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