
美浜町レイクセンター
福井県美浜町は、再生可能エネルギーで航行する遊覧船で豊かな自然に抱かれた「三方五湖」を巡るメモリークルーズを、9月23日(火・祝)に開催する。
参加費用は、大人(中学生以上)1人5,000円、小人(小学生)1人2,500円。特典として、五湖カフェのケーキセットが付いている。
定員は2組限定(1組あたり大人6名を上限とし、小学生2人で大人1人と換算)で、8月31日(日)まで専用フォームにて申し込みを受付中。なお、応募者多数の場合は抽選となり、抽選結果は申込期間終了後、当選者のみに連絡される。
国内初の再エネで航行する遊覧船を開発
福井県美浜町は、海、山、川、湖など多様な自然に恵まれた人口約9,000人弱の小さな町。同町では、地域の魅力を最大限に引き出すため、国内初となる再生可能エネルギーで航行する電池推進遊覧船を開発した。
今回のクルーズで使用される1号船「クート」は、湖に生息する水鳥「おおばん」の英名に由来し、全長18m、総トン数14トン、客席29席のFRP製遊覧船。船尾には240個のリチウムイオン2次電池(約300kWh)を搭載している。
この遊覧船は、太陽光などの再生可能エネルギーを活用して航行し、CO2排出や排気ガスがゼロで、三方五湖の環境保全に配慮している。また、エンジン音がなく、振動も少ないため、自然観察や野鳥観察に最適。湖面を泳ぐ水鳥に例えられるほど静かで、自然との一体感を楽しめる。
電力供給は、東京海洋大学との共同研究で安全性が確認されており、片側のシステムに問題が生じても運航が継続できる冗長性の高い設計が特徴だ。
自然の宝庫「三方五湖」
遊覧船が巡る三方五湖は、日本海と繋がる「日向湖」「久々子湖」をはじめ、「水月湖」「菅湖」「三方湖」の五つの湖からなる、まさに自然の宝庫。
国の名勝、若狭湾国定公園に指定され、平成17年にはラムサール条約登録湿地に登録、平成31年には日本農業遺産にも認定された、世界的にも貴重な湿地生態系を誇る。
三方五湖周辺には多くの観光資源があり、その中でも久々子湖と水月湖を結ぶ「浦見川」は、約360年前の地震による水害対策として人工開削された歴史ある運河で、その景色は圧巻だ。
かけがえのない瞬間を写真に

浦見川航行中に撮影
今回のクルーズでは、遊覧船のデッキで、専属カメラマンが三方五湖の壮大なパノラマと穏やかな湖景を背景に記念写真や家族写真を撮影。まるで湖を貸し切ったかのようなプレミアムな遊覧体験で、かけがえのない瞬間を写真に残す。
メインカットは、久々子湖、浦見川、水月湖、桟橋の4カット。乗船前後の様子も撮影してもらえる。また、ドローンも活用し、普段見ることのできない角度からの特別な写真も撮影。撮影データは後日、メールで届く。
なお、天候によりデッキに出られない場合は、参加者と相談し、クルーズ日程を順延・調整するとのことだ。
国内初の環境配慮型遊覧船で、福井県美浜町の豊かな自然を満喫してみては。
■三方五湖メモリークルーズ
開催日:9月23日(火・祝)
開催場所:美浜町レイクセンター
住所:福井県三方郡美浜町早瀬24-4-1
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScZTGk8aUl_suDf3iY2U_h153v3La5Fy0KvO4ah7-GBTQRrUQ/viewform?usp=send_form
美浜町レイクセンターHP:https://mihama-lakecenter.com/home
(Higuchi)
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