国立循環器病研究センター、減塩惣菜レシピのコンテスト開催!全国からレシピを募集中

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大阪府吹田市にある国立循環器病研究センター(以下、国循)は、大阪府茨木市にある医薬基盤・健康・栄養研究所と共催で、2026年1月31日(土)に「第7回S-1g(エス・ワン・グランプリ)大会」を開催する。

これに伴い、9月12日(金)17時までの期間、おいしい減塩お惣菜レシピを全国から募集している。レシピは、大会ホームページから応募可能だ。

優秀な減塩食レシピを全国規模で推奨する「S-1g大会」

「S-1g大会」は、国民からおいしい減塩食レシピを募集し、優秀なレシピを全国規模で推奨するイベントだ。

第6回大会の様子

第6回大会の様子

2014年にスタートし、第6回大会からはテーマを「まずは1品から!おいしく減塩お惣菜コンテスト」として、幅広く全国の人々に気軽に取り組んでもらい、減塩活動がさらに大きな広がりとなるようにした。

この取り組みを通じて、簡単に減塩を取り入れられるレシピを考案することにより、減塩推進を普及させ、循環器病リスクの軽減と、健康的な食生活の普及を目指す。

「第7回S-1g大会」概要

第6回授賞式の様子

第6回授賞式の様子

「第7回S-1g大会」では、日常生活に取り入れやすい減塩お惣菜レシピを全国から募集し、事前に書類審査を通過したレシピについて調理・試食にて最終審査を行う。

第6回授賞式の様子

第6回授賞式の様子

国循賞を受賞したレシピは、国循の病院食として一部アレンジして採用される。賞金は、金賞が20万円、銀賞が7万円、銅賞が3万円(2チーム)だ。

また、家庭で手軽に調理できるお惣菜レシピには、おうちで簡単にできるで賞を授与。賞金は、金賞が8万円、銀賞が5万円、銅賞が1万円(2チーム)となっている。

このほか、審査員特別賞の選出も予定している。

循環器病発症のリスクを高める食塩の摂り過ぎ

食塩の摂り過ぎは、高血圧さらには脳卒中や心臓病といった循環器病発症のリスクを高めることにつながる。一方で、食塩摂取量を1g減らすと血圧が0.5~1mmHg下がることが明らかになっている。

しかし、国の目標摂取量とるする成人男性7.5g、女性6.5gに対して、現在日本人の20歳以上の平均食塩摂取量は、1日1人当たり平均9.8g(男性10.7g、女性9.1g)※と、目標値を大きく上回っているそう。

同大会は、この現状を踏まえ、減塩食レシピを作成、普及させ、家庭や給食などに取り入れることで、減塩をより身近なものとしてとして食塩摂取量を抑え、循環器病予防を行うことを目的としている。

そして、同大会を通じて創意工夫を凝らしたレシピが沢山集まり、楽しくおいしい食生活改善がより一層浸透することを期待している。

ちなみに、大会名には、「Salt(塩)を1食当たり1グラム減らそう(−1g)」という意味が込められている。

国循の取り組み

国循では、循環器病予防啓発の取り組みの一環として、「かるく塩を使っておいしさを引き出す」という「かるしお」調理法の開発・普及に取り組んでおり、「減塩の重要性」の啓発普及を目的とした「かるしおレシピ集」を書籍化している。

このような活動に加え、2014年から「S-1g大会」を開催している。

循環器病予防・健康寿命延伸につながる減塩食レシピを応募してみては。

■第7回S-1g大会
テーマ:まずは1品から!おいしく減塩お惣菜コンテスト
開催日:2026年1月31日(土)
会場:大阪ガスハグミュージアム
住所:大阪府大阪市西区千代崎3丁目南2番59号
大会ホームページ:https://www.ncvc.go.jp/karushio/s-1g/2025/s-1g_8346
応募期間:9月12日(金)17時まで

※ 令和5年 国民健康・栄養調査

(Higuchi)

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