アトピー性皮膚炎分野におけるソフトウェアの開発、情報処理・情報提供サービス、調査・研究・製品開発・疾患啓発の支援を行うアトピヨが、アトピー患者向け匿名画像SNS「アトピヨ」において、画像なしで文字投稿できる新機能「つぶやきピヨ」を8月21日(木)に追加した。また、画像投稿においては、画像をぼかして表示するモザイク機能も追加された。
「アトピヨ」について
「アトピヨ」は、アトピーを発症し悩んでいる人々の早期回復のサポートになることを目指し、文字だけでなく画像を投稿することで、アトピー特有の皮膚症状・かゆみ・スキンケアを匿名で記録・共有できる日本初(※)のアプリ。
2018年7月に、元アトピー患者の赤穂亮太郎氏がリリースした後、厚労省主催「第10回健康寿命をのばそう！アワード」厚生労働大臣賞をはじめ、「異能vation 2020 ジェネレーションアワード」企業特別賞や「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト 2020」優秀賞・特別賞など12の賞を獲得し、2025年8月現在では30,000ダウンロード、67,000枚の投稿画像がある、日本最大級のアトピー患者向けアプリに成長している。
また、ユーザーからの評価は、App Storeが4.5・Google Playが4.0(5段階)と高い支持を獲得。今年6月には、2,700万人の患者がいる米国においてもアプリをリリースした。
現在アトピー性皮膚炎分野において、京都府立医大など7大学病院・施設と共同でのビッグデータ解析や製薬会社と連携した疾患啓発を進めているとのこと。「アトピヨ」を活用した大学との共同研究では、成果が今年5月に国際医学誌『Allergy』に掲載されるなど、学術的にも高い評価を受けているという。
文字投稿機能＆モザイク機能を追加
これまで「アトピヨ」では、症状の写真を共有・記録する形でユーザー同士の共感や情報交換を行ってきたが、「文字で日常生活の悩み・気付きを共有したい」「画像なしで簡単に質問したい」といったユーザーの声に応え、8月21日(木)より、画像なしで文字だけを投稿できる「つぶやきピヨ」機能を追加。さらに画像投稿においては、他のユーザーの画像をぼかして表示する新機能を追加し、重症ケースなどセンシティブな画像表示をユーザー自身が選択できるようになった。
文字投稿機能「つぶやきピヨ」は、画面下の鉛筆のアイコンのタップから、簡単に文字入力が可能。
モザイク機能は、画面右下の目のアイコンのタップから、モザイク表示・非表示を簡単に切替えることができる。
ユーザーのニーズに応え、寄り添えるアプリへ
日本には、130万人のアトピー性皮膚炎患者がいるといわれている。アトピヨは、製薬会社・医療機関と連携し、アトピー分野の調査・研究・製品開発・疾患啓発に役立て、デジタルの力でアトピー患者支援に貢献していく。
そして、今回の文字投稿機能「つぶやきピヨ」の追加をはじめとする継続的な機能拡充によって、より多くのユーザーのニーズに応え、寄り添えるアプリへと進化していくとしている。
アトピーでの悩みを抱えている人は、新機能が追加された、日本最大級のアトピー患者向けアプリ「アトピヨ」を利用してみては。
アトピヨHP：https://www.atopiyo.com
※2018年7月アトピヨ調べ。App Store・Google Playを調査。
(佐藤ゆり)
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