自動車内装部品の総合メーカー・林テレンプは、名古屋市中区の本社オフィス1Fにショールームをオープンした。
このショールームは、「ワンストップで分かる林テレンプ」をコンセプトに、訪れた人が同社の強みや特徴を一目で理解できるよう設計されている。また、自由に見学可能な空間とし、訪問客だけでなく従業員向けにも自社の理解を深める施設として運営していく。
360度ビューの実寸大車両モック展示
このショールームでは、約40点に及ぶ自動車内外装品を組み付けた実寸大車両モックを展示。緻密に加工されたワイヤーフレーム構造によるリアルな車両形状が空間を演出する。
実寸大で車両を再現したモックにより、林テレンプの主要部品・取り扱い製品が一目でわかるそう。また、360度ビューで、通常見られない部品の構造などを全方位から理解でき、内装部品の幅広さを感じられるという。
沿革や事業領域などを紹介する壁面グラフィック
ショールームの壁面には、昭和時代の社屋を再現したジオラマをはじめ、110年以上にわたる会社の沿革やグローバル拠点、製品開発の特徴などを展示。林テレンプの歴史や事業規模をより深く理解できるようになっている。
創業110年以上の自動車内装部品メーカー・林テレンプ
![](https://straightpress.jp/wp-content/uploads/2025/01/sub5-126.jpg)
林テレンプ 本社事業所(愛知県豊田市)
林テレンプは、創業から110年を超える歴史を持つ自動車内装部品の総合メーカー。「最適な製品とソリューションで最高の快適さを追求します」をミッションに掲げ、独立系サプライヤーとして、国内大手自動車メーカーすべてと取引を行っている。
主力製品の「フロアカーペット」は、年間1,000万台以上の生産能力を保有しており、グループ会社トータルで世界トップクラスのシェアを誇るそう。心地よさを強めるデザイン力も魅力だ。
このほか、エンジンコンパートメント、トランクシステム、アンダーボディといった製品も展開している。
また近年は、自動車用防音材に注力。素材から製品単体、車両全体に至るまですべてのプロセスで車両音響開発を担うことができる。
フロアカーペットを始めとする自動車内装部品における吸音・遮音性能の開発では、日本国内全ての自動車メーカーを始めとする様々なメーカーとの取引実績から、技術力に裏打ちされた提案が可能だ。なお、2021年には、ドイツの防音材大手・アドラーペルツァー社と資本提携を行うなど、グローバル展開を強化している。
林テレンプの強みや特徴がわかるショールームへ立ち寄ってみては。
■林テレンプ
本社所在地:愛知県名古屋市中区上前津1-4-5
URL:https://www.hayashi-telempu.com
(Higuchi)