親を頼れない若者の自立について考えるフォーラムを開催。熊本城ホールまたはオンラインにて 

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ブリッジフォースマイルは、9月28日(日)、「紡ぎ織りなすフォーラム 地域で支える若者の未来」を開催する。

熊本「こうのとりのゆりかご」の当事者・宮津航一さんらが登壇し、親を頼れない若者たちの自立を社会全体で考える同フォーラム。熊本城ホールA1会議室のほか、オンラインで実施される。

社会的養護に関わる4人のエキスパートが登壇

ブリッジフォースマイルでは、社会的養護経験者の自立を支援している。親を頼れない若者たちの自立は、人々が想像する以上に難しく、困難だ。

今回同団体は、社会的養護に関わる4人のエキスパートを招き、若者の自立について考える「紡ぎ織りなすフォーラム 地域で支える若者の未来」を開催する。

宮津航一さんと幸山政史さんが対談

「紡ぎ織りなすフォーラム 地域で支える若者の未来」のプログラムを紹介しよう。

第1部は、対談「宮津航一さん×幸山政史さん フツウの自立と何が違う?」。幸山政史さんをインタビューアーに宮津航一さんが、社会的養護経験者の自立と進学について語り合う。


宮津航一さんは、2003年生まれ。2007年慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に開設初日3歳で預けられる。その後、里親家庭に引き取られ2021年普通養子縁組成立。

2022年春、大学入学を機に全国で初めて実名でゆりかごに預けられた生い立ちを公表した。学業の傍らメディアへの出演、講演活動に取り組み、子ども大学くまもと理事長を務めている。


幸山政史さんは、1965年熊本市生まれ。2002年から12年間熊本市長を務め、2007年には慈恵病院のこうのとりのゆりかごの設置を許可。政令市移行に先駆け、2010年に熊本市児童相談所開設にも尽力している。

2014年に市長退任後も社会的養護に関わり続け、ブリッジフォースマイルではボランティアスタッフとして若者の自立支援に取り組む。

自分たちに何ができるか考えてみよう

第2部は、ワークショップ「松嶋まじあるさんのストーリー 私たちは何ができるだろう?」。

福島美保さんを対談相手に、松嶋まじあるさんが自立や就労の経験談を語る。地域に住む自分たちに何ができるか考えてみよう。


松嶋まじあるさんは、乳児院と児童養護施設、18年以上を社会的養護のもとで過ごす。現在は働きながら、映画『花束』をきっかけに俳優としてタレント事務所に所属。

プライベートでは、児童養護施設に関連するイベントに参加し、自らの体験を語ったり、社会的養護に関する情報発信を行っている。


福島美保さんは、親との葛藤や生きづらさを抱えた経験をもとに、キャリアコンサルタントとして、人の人生に関わる活動に取り組む。

現在は社会的養育下で育った若者に関心を寄せ、出会いや対話を通じて、可能性と未来にそっと寄り添っていきたいと考えているという。

参加には申し込みが必要

「紡ぎ織りなすフォーラム 地域で支える若者の未来」の定員は180名で、参加費は無料。ただし申し込みが必要だ。

下記の申し込みフォーム、または申し込みフォームに記載されているメールから申し込める。メールの場合は、件名に「フォーラム申込」と記入し、名前、メールアドレス、住んでいる市区町村、参加方法(会場またはオンライン)、参加人数を記入しよう。

社会的養護に関わる4人のエキスパートが登壇する、「紡ぎ織りなすフォーラム 地域で支える若者の未来」への参加を検討してみては。

■紡ぎ織りなすフォーラム 地域で支える若者の未来
日時:9月28日(日)13:00~15:00
会場:熊本城ホール A1会議室またはオンライン  
住所:熊本県熊本市中央区桜町3−40
詳細:https://www.b4s.jp/toforum/
申し込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf7PxUsCJE0UHIDhEdjuad_Z0A5dDpHvgz0gxdOGlO5AmWN6Q/viewform

(ソルトピーチ)

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