【広島県府中市】国登録有形文化財「恋しき」内の茶室「明月庵」、お披露目のためのお茶会を開催!

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府中市と府中市観光協会、COUNTERBALANCEは、9月13日(土)に、国登録有形文化財「恋しき」内の離れ、茶室「明月庵」の復元に伴い、そのお披露目のためのお茶会を実施する。

茶室「明月庵」修復の背景

広島県府中市に佇む国登録有形文化財「恋しき」は、明治5年(1872年)に料亭旅館として創業し、多くの政財界、文人墨客に愛されてきた歴史ある格式高い建造物。木造3階建ての主屋と回遊式庭園を取り囲む5棟の離れは、その趣深い佇まいから府中市のシンボルとして親しまれている。

近年、歴史的建造物を単に保存するだけでなく、積極的に商業活用することで、その維持管理と地域経済への貢献を両立させる動きが全国的に加速している。


この潮流を受け、「恋しき」においても、その歴史的価値を次世代に継承しつつ、現代のニーズに応える新たな文化体験を提供するため、茶室「明月庵」の修復を実施した。これは、単なる建物の修復に留まらず、歴史的空間に新たな息吹を吹き込み、文化交流の拠点としての役割を再定義する試みだ。

そして、「恋しき」が持つ歴史的・文化的価値を最大限に活かし、府中市の観光振興と地域活性化、新たな雇用を創出し、「生きた資産」として活用されることで、その保存と継承が持続可能な形で実現し、地域住民の郷土愛を育むとともに、地域の魅力を国内外に広く発信する強力なブランドイメージを確立するとしている。

お披露目会概要


今回開催されるお披露目茶会は、「恋しき」を訪れた人々に楽しんでもらえる特別な一日を届けるとともに、地元の人々はもちろん、茶道関係者、またインバウンドをはじめとする旅行斡旋業者に広く知ってもらい、府中市の賑わいの創出、地域活性化に貢献することを目指している。

お披露目茶会では、「そ恋しき」総料理長の北岡三千男氏による点心と、「明月庵」でのお抹茶が楽しめるこの日だけの特別なプランが用意されている。参加費は6,000円(税抜)で、時間は11:00の会、12:00の会、13:00の3回、定員は先着順で各回12名となっている。

また、北岡三千男氏の茶懐石、茶道裏千家の塚本宗正氏による茶席を茶室「明月庵」で体験する茶事も開催される。こちらは参加費は5,000円(税抜)、開催時間は14:30~17:00、定員は先着順で5名となっている。


日本料理「喜多丘」店主、「そ恋しき」総料理長の北岡三千男氏は、2013年と2018年にミシュラン1つ星を獲得。フランスの「ラ・リスト2020」「ゴ・エ・ミヨ2020」に選出されている。

予約は申込フォーム、もしくは「そ恋しき」HPに記載の電話番号で受け付けている。なお、メディア、主催者の撮影があるため、映り込みがあることを理解したうえで応募しよう。

「明月庵」の平常時の利用について

「明月庵」は時間単位(690円/1時間)で部屋の貸出をしている。詳しくは「恋しき」に問い合わせよう。茶事体験などの準備にも対応しているため、気軽に相談を。


また、北岡三千男総料理長の料理を楽しみたい人は、「そ恋しき」HPをチェック。

国登録有形文化財「恋しき」での茶会を気軽に楽しめる、「明月庵」のお披露目会に参加してみては。

■国登録有形文化財 恋しき
住所:広島県府中市府中町178
営業時間:9:00~17:00
定休日: なし

そ恋しき HP:https://so-koishiki.jp
お披露目会 申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/1iLweFSC7txEuxlGsSv3ZroKe6OAQhUN4Qk-XFPp9Y3M/edit

(yukari)

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