【東京都港区】トルクメン人の美意識と祈りを映した「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展を開催

ENTAME


ポーラ・オルビスホールディングスが運営する「ポーラ文化研究所」の「化粧文化ギャラリー」では、世界でも希少性の高いトルクメンの装身具を所蔵している。

その貴重な所蔵品を贅沢に楽しめる「トルクメン ジェエリー – 祈りの造形」展を、10月2日(木)~2026年4月3日(金)まで開催。

化粧文化やその時代風俗を読み解く企画

「化粧文化ギャラリー」は、展示室は約14㎡とコンパクトな空間ながら、化粧道具や装身具、絵画資料、文献などを複合的に展示・構成することで、化粧文化やその時代風俗を読み解けるよう企画されているという。

また、学芸員によるギャラリートークやレファレンスなども予約制で実施。研究所が運営するギャラリーならではの学び・気づき・楽しさがつまったプログラムが用意されている。

シルクロード交易の要所として栄えた

今回の展示のテーマとなるトルクメン(現トルクメニスタン)は、中央アジアの南西部に位置する国で、シルクロード交易の要所として栄えた歴史をもつ。


そんなトルクメンならではの装身具は、カーネリアン(紅玉髄)と銀の華やかな組み合わせや、重厚な趣が特徴。

これらは身体を装飾する目的だけでなく、身に付けられる財産、部族や立場を示す目印、災厄を除けるお守りとしての役割も担っており、造形や文様には様々な意味が込められている。

砂漠に生きる遊牧の民であったトルクメンの人々の美意識と祈りを映した、多面的なトルクメンジュエリーを堪能しよう。

トークや観賞会を開催

関連プログラムでは、展示企画の担当学芸員が展示の見どころをご案内するギャラリートークや、ワークショップ、映像鑑賞会など、トルクメン独自の風土や生活様式に根差した装身文化を体感いただけるプログラムが用意されている。

関連プログラムの一部を紹介しよう。

「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展について、展示担当学芸員が見どころを話すギャラリートークを、10月2日(木)、12月4日(木)、2026年2月5日(木)の各日11:00~11:30/16:00~16:30に開催。定員は各回8名で、先着順の事前予約制だ。

また、国立民族学博物館所蔵のトルクメニスタンに関する映像資料より、2本立てで上映する映像鑑賞会を実施する。

1993年制作の「トルクメニスタンの手織り絨毯」31分と、1993年制作の「トルクメニスタンの楽器ドゥタール」20分の鑑賞会だ。卓越した技術を誇る絨毯と、遊牧生活に密着したドゥタールを紹介する貴重な映像を楽しもう。

開催日程は10月23日(木)、12月11日(木)、2026年1月22日(木)、2月19日(木)、3月19日(木)の各日11:00~12:00/15:00~16:00。定員は各回10名で、先着順の事前予約制だ。

その他プログラムや申込み等詳細については、Peatixポーラ文化研究所公式ページにて確認してほしい。

トルクメン ジュエリーについて学びを深められる貴重な機会となりそうだ。

■「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展概要
会期:10月2日(木)~2026年4月3日(金)
場所:ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー
住所:東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビルディング1F
開室日:木曜日・金曜日 ※木曜開催プログラムへの参加は要事前予約
休室日:12月25日(木)~2026年1月9日(金)、2026年3月20日(金)は休室
開室時間:11:00~17:00 ※最終入室は16:30まで
料金:無料

Peatixポーラ文化研究所公式ページ:https://polabunken.peatix.com

ポーラ文化研究所 化粧文化ギャラリー詳細:https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/gallery

(鈴木 京)

The post 【東京都港区】トルクメン人の美意識と祈りを映した「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展を開催 first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.

タイトルとURLをコピーしました