散歩社は、新たな拠点「BONUS TRACK GALLERY 2(ボーナストラックギャラリー2)」を、9月15日(月・祝)にグランドオープンする。入場は基本的に無料で、誰でも気軽に楽しめる。
オープニング月となる9月から10月にかけて、3本の展覧会を連ね、新エリアの幕開けを飾る。
下北沢駅・既存エリアの中間地点に誕生
「BONUS TRACK」は、小田急電鉄によって開発された「下北線路街」のエリアの一つとして2020年4月に誕生した、みんなで使い、みんなで育てていく新しいスペース、新しい“まち”だ。
そんな「BONUS TRACK」と、同じく下北線路街の1エリアである下北沢駅との中間地点に、「BONUS TRACK GALLERY 2」が誕生。どちらからも徒歩約2分の距離にある。
駅からの動線上に気軽に立ち寄れる場を設けることで、まちを訪れる人々の回遊性や滞在の心地よさをさらに高める。
「BONUS TRACK GALLERY 2」で実現できること

既存エリアから見たGALLERY2
「BONUS TRACK GALLERY 2」は、「BONUS TRACK」の世界観を引き継ぐ新しいエリアだ。

ショーウィンドウ

ギャラリー内観
道行く人の注目を集めやすいガラス張りの室内環境と、緑あふれる野原に浮かび上がる大きなショーウィンドウの2か所を同時に活用することにより、人々の印象に残るさまざまな活用ができる。
アートの展示、ブランドやプロダクトの展示販売、映像投影などはもちろん、アプローチやジャンルにとらわれない文化芸術表現、企業プロモーションや自治体PR、新商品の販促やテストマーケティング、新規事業の実証実験、マルシェやイベントスペースとしての活用、研究成果展示・発表会場としての利用なども可能だ。
OPENING EXHIBITION
「BONUS TRACK GALLERY 2」では、約1か月にわたり3連続のオープニング展を開催する。
第1期「The Amber Room」は、9月15日(月)~23日(火)の13:00~21:00(最終日のみ18:00まで)に開催。イラストレーター・一乗ひかるさん、インテリアブランド「MURPH」を手がける村尾信太郎さん、ガラス作家・池谷三奈美さんによる展示・販売を実施する。
同展では、イラスト・家具・ガラスといった異なるジャンルの作家が集い、展示空間全体を「ひとつの部屋」として構成する。
第2期「FLYING」は、9月25日(木)~10月5日(日)の13:00~21:00(最終日のみ18:00まで)に開催。同展は、アーティスト・オオクボリュウさんによる新作個展で、子供の塗り絵から着想を得て制作した作品を発表。また、屋外でのアニメーションによるインスタレーションや立体作品の展示・販売を予定している。
第3期「Gao Yan個展(仮)」は、10月7日(火)~15日(水)に開催。時間は後日発表だ。同展は、台湾出身の漫画家・イラストレーターで、日常の陰影や感情の機微を描き出す独自の世界観で注目を集め、今年、漫画作品『隙間』の最終巻を刊行した高妍(Gao Yan/ガオ イェン)さんの新作個展。絵画やドローイングなどの平面作品を展示・販売する。
各企画の詳細は、公式SNSで順次発表される。
主催コメント
散歩社は、まちに生まれた余白をひとつの雑誌のように見立てて編集し、よりよい空間と時間をひとつひとつ丁寧に積み重ねることで、訪れる人たちの人生の記憶に残るような、もうひとつの居場所をつくる会社。
同社代表の内沼晋太郎氏は、「私たちにとって『GALLERY 2』は、より立体的にこのエリアを楽しんでいただくための新たな余白であり、増やすことができた誌面です。日常と非日常が不思議と交差する予定調和でない風景に、道行く人がふと立ち止まりたくなるような場所にできるように、尽力していきたいと思います。(一部抜粋)」とコメントしている。
さまざまな展示風景が生まれる「BONUS TRACK GALLERY 2」をチェックしてみては。
■BONUS TRACK GALLERY 2
所在地:東京都世田谷区北沢2丁目22−2号・1号
入場:無料(原則)
公式Instagram:https://www.instagram.com/bonustrack_skz
(Higuchi)
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