TRIADが京都に保有する“アートコレクターの住まい”をコンセプトにした「node hotel(ノードホテル)」の1階ギャラリースペースにて、9月19日(金)〜10月26日(日)の期間中、同ホテルジュニアスイート客室(402号室、502号室、505号室)に展示中の4名の作家による作品展を開催する。
今回の「コレクション展」で展示するのは、田中健太郎、森山大道、ティファニー・ブエル、ピエール・マリ・ブリッソン(敬称略)の4名の作家の近年作を中心としたコレクション。宿泊者のみならず、一般の人も鑑賞できる機会となる。
出展作家紹介
今回の出展作家を紹介すると、田中健太郎氏は1977年滋賀県生まれ。1999年名古屋造形芸術大学卒業。国内外での個展で作品の制作と発表を続けながら、企業やブランドとのコラボレーションや壁画など、さまざまなプロジェクトに取り組んでいる。繊細なレイヤーと静寂の中に漂う哀愁を特徴とし、凛とした動植物たちを描き出す。
森山大道氏は1938年大阪府池田市生まれ。デザイナーから転身し、岩宮武二氏、細江英公氏の助手を経て、1964年にフリーの写真家として始動。1967年『カメラ毎日』に掲載した「にっぽん劇場」などのシリーズで、日本写真批評家協会新人賞を受賞した。
メトロポリタン美術館、ジャパンソサイエティー(ニューヨーク)巡回を含む、サンフランシスコ近代美術館(1999年)、国立国際美術館(2011年)、テートモダン(ロンドン)で行われたウィリアム・クラインとの合同展(2012~13年)他、国内外で大規模な展覧会が開催されている。
ティファニー・ブエル氏はフランスと日本にルーツを持ち、パリを拠点に活動するアーティスト。書家であった日本の祖父のもとで育まれた所作から生まれた初期の抽象表現を経て、現在は植物や動物、そして夢幻的な世界を探求している。
2018年、メゾン・モワナ(LVMH)とのコラボレーションで注目を集め、翌年にはAsia Nowに出展。2020年にはパリ造幣局や工芸博物館でのグループ展に参加。2025年にはエルメスの店舗として最大規模である、セーブルバビロン店のウィンドウディスプレイのアートワークを手掛け、活動の幅に広がりを見せている。

©Pierre Marie BRISSON- Symphony -114x146cm-technique mixte sur toile-2023
ピエール・マリ・ブリッソン氏は、1955年フランス・オルレアン生まれ。現在は南仏カマルグ地方を拠点に制作を行う。生まれ育ったオルレアンには遺跡があり、幼い頃から古代文明に魅了される。
1975年に19歳で地元の美術館で初の展覧会を開催。 1979年からは、パリに拠点を移しパスニックスタジオで制作を開始。現在、カルティエ財団、ニューヨーク・ユダヤ博物館、フランス国立図書館などに作品が収蔵されている。
展示概要
「コレクション展」の開催日時は、9月19日(金)〜10月26日(日)11:00~17:00、会期中無休。入場料は無料で、同展の出展作品は全て購入が可能だ。
なお、諸事情により内容が変更になる場合あり。来場前に同ホテル公式サイトにて最新情報の確認を。
「node hotel」について
京都の中心部である京都四条烏丸エリアに位置する「node hotel」は、暮らしの中でアートを身近に感じられる、アートコレクターの住まいのようなホテルとして、非日常の贅沢ではなく、理想の暮らしを体験する場所として 2019年に誕生した。
シンプルな佇まいの中にアートが調和し、オーセンティックな家具や装飾品が洗練された空間を演出。全25室のホテル内には世界中のギャラリー、アートフェアでコレクションしてきたアーティストの作品が飾られている。
この機会に、一般公開される「node hotel」ジュニアスイートの展示作品を楽しんでみては。
■コレクション展
会場:node hotel 1階
住所:京都府京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461
node hotel公式サイト:https://nodehotel.com
(さえきそうすけ)
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