マイクロマガジン社は、1歳からの楽しい食育絵本『おいしくなあれ』(作:さこももみ)を、9月4日(木)に全国の書店にて発売した。価格は1,430円(税込)。
オタフクソースが取材に協力
『おいしくなあれ』はカラフルな絵が魅力で、食を通じたコミュニケーションの楽しさ・大切さが感じられる食育絵本。お好み焼ソース等の製造で知られる、広島市のオタフクソースの取材協力のもと制作された。
広島在住の絵本作家・さこももみ氏が、オタフクソース社員に「食」「子育て」「子どもが好きな絵本」「役に立った絵本」などについて取材。その内容をベースにテーマやコンセプトを決定したという。
オノマトペを交えながら楽しめるストーリー
絵本では、鮮やかな色彩で描かれた食材を調理し、おいしく食べるという一連の流れを表現している。
食材~調理~食事のプロセスをオノマトペを交えながら楽しめるストーリーは、読み聞かせにもぴったりだ。絵本のストーリーをなぞりながら、料理を作る動作の真似をしたり、食材を焼く「じゅう~じゅう~」といったオノマトペを一緒に想像することで、より食事に興味を持ち、楽しく感じられるような絵本となっている。
ストーリーを通して、子どもたちの好き嫌いや、小食、偏食に悩む家庭に寄り添い、食のシーンを豊かにする。
作者は広島在住の絵本作家・さこももみ氏
作者・さこももみ氏は、1961年東京都生まれ、広島県在住。東京学芸大学美術教育学科卒業後、小学校教員を経て、イラストレーター、絵本作家になる。日本児童出版美術家連盟会員で、絵本・雑誌・書籍等で幅広く活動している。主な作品は、『こんなときってなんていう?』シリーズ(ひかりのくに)、『まんま』『ねんね』(講談社)、『へんしん! ぱんやさん』(教育画劇)など多数。
さこももみ氏は、『おいしくなあれ』発売に際し、次のようにコメントしている。
「絵本の構想を練るにあたり、社員の方々にはたくさんのアンケートにお答えいただいたり、『おいしい顔』のかわいらしい写真も提供していただきました。みなさんに刺激を受け、双方でキャッチボールを重ね、その距離は毎回近くなり、最後は同じ思いに到達させていただいたように感じています。取材を重ねるにつれて、オタフクソースのみなさんの食に対する思いと“こどもの食事を作る親御さん”の姿が強く重なっていきました。
栄養もさることながら、なにより食事は楽しいものであってほしい。『おいしいね』の一言で、食べる人も作る人もみんな幸せになります。食事は“薬”ではありません。体の成長だけでなく、心の成長にも大きな役割を担っていると信じています。
ぜひご家庭で『おいしくなあれ〜』と呪文を唱えながら絵本を楽しんでみてくださいね。」
子どもの食育に、絵やオノマトペが楽しい絵本『おいしくなあれ』を手に取ってみてはいかが。
書籍詳細:https://kodomono-hon.com/detail/?titleid=68325
作者HP:https://msako.myportfolio.com
(淺野 陽介)
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