岡山県倉敷市の倉敷美観地区周辺では、9月19日(金)〜28日(日)にライトアップイベント「第43回 ハートランド倉敷 秋」を開催する。
夜の倉敷美観地区が灯りで装飾されるイベント
第42回の点灯式の様子
ハートランド倉敷は、倉敷美観地区全域が工夫をこらした「灯り」で装飾されるイベントだ。第43回のテーマは「秋の夜、光に染まる倉敷美観地区」。白壁の町並みや倉敷川の景観を活かした幻想的な「灯り」演出を多数展開するとともに、光と手作りの温もりを体験できる多彩な共催イベントやワークショップも実施する。
43回の新たな見どころとして、倉敷SOLAに「MARI WALL」が登場。多彩な色合いの毬と竹毬にアートなライトアップを施し、空間全体を魅力的に演出する。
通常の倉敷美観地区の夜間景観照明に加え、倉敷川沿いに行燈(あんどん)を設置。川沿いの柳が幻想的にライトアップされる。倉敷館では「倉敷の四季」をテーマにした、約5分間のプロジェクションマッピングを繰り返し投影され、壁面を彩る。
観光川舟も期間中は運航しており、開催期間中の土曜日には、19:30まで夜間の運航を実施。川舟は、倉敷市花である藤の花で装飾されている。
倉敷物語館前では光の模様が夜の町並みを彩り、新渓園では幽玄な「希莉光(きりこ)あかり」の展示がされ、美しい景観を楽しめる。倉敷アイビースクエアでは、大木(メタセコイア)と石畳のライトアップが幻想的な雰囲気を醸し出す。
初日には点灯式と川舟流し、開催記念演奏も
くらしき作陽大学「さくさくカルテット」
イベント初日の18:00～18:15には、今橋付近で開催を祝うオープニングセレモニーの点灯式を開催。またオープニングセレモニーに先立ち、17:20～17:50にくらしき作陽大学「さくさくカルテット」による「日本遺産フェスティバル in 倉敷」開催記念演奏を実施する。
第42回の川舟流しの様子
点灯式の内容は、伊東倉敷市長の挨拶、藤原実行委員会会長の開会宣言、倉敷小町による松明点火など。点灯式終了後の18:30から、初日限定の特別な催しとして「倉敷小町 夕暮れの川舟流し」を開催する。
期間中はさまざまな共催イベントやワークショップも
希莉光ちょうちんづくりワークショップ
期間中は、さまざまな共催イベントやワークショップが開催され、昼夜問わず楽しめる。
「希莉光ちょうちんづくりワークショップ」は、和紙と切り絵で作るちょうちんの手作り体験。数種類の大きさや形から選べるため、こどもから大人まで楽しめる。
アニマルキャンドルワークショップ
「アニマルキャンドルワークショップ」は、パンダ、ハリネズミ、ライオン、トラ、クマの中から好きな動物を選んでキャンドルを手作りする。
竹林庭園陶あかり
「竹林庭園陶あかり」は、竹林散策庭園において陶あかりや備前焼灯篭が夜の竹林庭園にあかりを灯す催し。
きび美ナイトミュージアム&カフェ・バー
「きび美ナイトミュージアム ＆ カフェ・バー」は開館時間を20時まで延長し、展示にちなんだ吹きガラスのグラスでワインやドリンクを提供する。入館は19:30まで。
アートプロジェクト「すきまにひそむ物語―プラ継ぎでつながる世界―」
「アートプロジェクト『すきまにひそむ物語―プラ継ぎでつながる世界―』」は、3Dプリンターなどで立体化された空想の動物たちを展示。20日(土)にはプロジェクションマッピングも実施する。
ハートランド倉敷オリジナルマスキングテープ
また期間中、アンケート調査に協力すると、抽選で「ハートランド倉敷オリジナルマスキングテープ」が毎日最大30人にプレゼントされる。
各イベント・ワークショップの詳細は、公式サイトを参照のこと。
夜の倉敷美観地区の歴史的町並みを照らす幻想的なあかりの中を、散策してみては。
■第43回 ハートランド倉敷 秋
開催期間：9月19日(金)〜28日(日)
時間：18:00～21:00
場所：倉敷美観地区 倉敷川、倉敷アイビースクエア、倉敷館、新渓園、倉敷SOLA
主催：ハートランド倉敷実行委員会
問い合わせ先：公益社団法人 倉敷観光コンベンションビューロー
メールアドレス：info@kankou-kurashiki.jp
HP：https://www.heartlandkurashiki.com/
(淺野 陽介)
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