生姜百景の「発酵ジンジャーエール」が「SIP Awards」で日本初のGold Medalを受賞

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大分県臼杵市の後藤製菓が2023年から新たに手がけているライフスタイルブランド『生姜百景』の「発酵ジンジャーエール」が、米国にて開催された国際的な飲料品コンペティション「SIP Awards 2025」のジンジャービア/ジンジャーエール部門で「Gold Medal」と「Innovation Award」を受賞した。同部門におけるGold Medal以上の受賞は日本初となる。

「Gold Medal」と「Innovation Award」を受賞

Gold Medalに贈られる証明書

SIP Awards (The Spirits International Prestige Awards)は、米国で毎年開催されている国際的な飲料品コンペティション。一般消費者によるブラインドテイスティングを特徴とし、ブランドの知名度に関係なく、味・香り・品質等が厳正に審査される。2025年大会では、世界47国より1,300以上がエントリー。受賞は市場における高い信頼の証とされている。

この度、『生姜百景』の「発酵ジンジャーエール」が、「SIP Awards 2025」のジンジャービア/ジンジャーエール部門で「Gold Medal」と「Innovation Award」を受賞した。SIP Awards 公開の2009年から2025年までの過去17回において、日本企業が上記部門でGold Medal以上を受賞したのは初めてのことだ。

生姜を発酵させてつくる「発酵ジンジャーエール」


『生姜百景』の「発酵ジンジャーエール」は、生姜を発酵させてつくる伝統的な炭酸飲料で、英語ではジンジャービアと呼ばれている。元々はアルコールを含む発酵飲料として18世紀に誕生したが、禁酒法などを背景にアルコールを含まない製法に変化し、現代ではノンアルコール発酵飲料として広く親しまれている。

『生姜百景』の「発酵ジンジャーエール」は、ドライな飲み口でありながら、発酵ならではの香りと余韻があと引く奥深い味わいが特徴。料理に合わせるペアリングドリンクや、カクテルやモクテルなどの割材としてもおすすめだ。グラスに注ぐと一層香りが引き立ち、ノンアルコールでも満たされる。

「発酵ジンジャーエール ORIGINAL」は600円(税抜)。原材料は、有機生姜(国産)、有機砂糖、有機れもん果汁、有機みかん、乳酸菌/炭酸。内容量は250mlだ。

生姜の可能性を追求

後藤製菓は、創業1919年6月、2022年10月設立の大分県臼杵市のメーカー。後藤製菓が手がける『生姜百景』は、古くから「和漢」として日本人の暮らしに寄り添う生姜の可能性を追求し、生姜の新しい楽しみ方を創造することで「こころに、温もりを届ける」ライフスタイルブランドだ。『生姜百景』では生姜の葉や根など、一般的に廃棄される資源を発酵させ土づくりに活かす独自の有機農業や、大地から湧き立つ蒸気泉を活用した伝統製法「地獄蒸し」など、限られた資源を大切にする循環型のものづくりを通して「温もりの環」を拡げていくとのことだ。

近年、日本のクラフト飲料市場では、健康志向やライフスタイルの多様化によりノンアルコール飲料へのニーズが着実に拡大している。発酵飲料ならではの華やかな香りや豊潤な味わいは、ノンアルコールでも満たされる至福の余韻を楽しむことができる新たな選択肢として、現代のニーズに十分に応える可能性を有している。

『生姜百景』の「発酵ジンジャーエール」は、健康志向や多様な食生活を重視する消費者にとって単なる代替品にとどまらず、「新たな価値」として評価される商品づくりを目指している。後藤製菓は、今後も自然の恵みやこれまで培ってきた技術を活かし、日本のクラフト飲料の新たな魅力創出に努めていくとのこと。

「SIP Awards 2025」で栄誉ある賞を受賞した『生姜百景』の「発酵ジンジャーエール」をチェックしてみては。


後藤製菓ホームページ:https://usukisenbei.com

(熊田明日良)

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