【東京都渋谷区】柔術世界大会・SJJIF WORLD 2026が国立代々木競技場第一体育館で開催決定

世界最大級の柔術世界大会「SJJIF WORLD 2026」でもよいかと思いました。が、国立代々木競技場第一体育館で開催されることが決定した。2025年大会は70ヶ国5,500名の選手が参加し、観客含め延べ3万人が熱狂した。2026年大会は8,000名の選手参加を目標に、過去最大規模へ挑戦する。

来年は国立代々木競技場第一体育館で開催決定
今年の世界大会について

来年は国立代々木競技場第一体育館で開催決定

SJJIF(スポーツ柔術世界連盟)、ASJJF(同アジア連盟)およびSJJJF(同日本連盟)が、9月22日(月)都内某所にて『SJJIF WORLD JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2026』開催発表の記者会見を行った。

会見には、スポーツ柔術世界連盟代表・ジョアン・シウバ氏、アジア連盟代表・エヂソン篭原氏、日本連盟代表・村田良蔵氏、アジア連盟イベントディレクター・山田ミリアン氏、山田ミルトン氏、2025年の本大会で金メダル４つを獲得したガブリエリ・ペッサーニャ選手らが登壇。

会場となる国立代々木競技場第一体育館(©️vacant – stock.adobe.com)

来年の開催地を国立代々木競技場第一体育館とし、過去最大規模となる参加者8,000人を目標に準備を進める旨を発表した。

スポーツ柔術世界連盟(SJJIF)代表・ジョアン・シウバ氏は、「大会は組織力と選手の力が合わさってこそ大きくなる。日本での運営は昨年、今年ともに素晴らしく、演出・雰囲気は圧巻でした。来年はさらに規模を拡大し、世界中の皆さんと共に成長を続けます。」と語った。

スポーツ柔術アジア連盟(ASJJF)代表・エヂソン篭原氏は、「2024年は約4,500人、2025年は5,500人以上が参加し、70ヶ国から集まりました。来年は8,000人を目標に、皆さんとさらに大きな大会を目指します。」と語った。

スポーツ柔術日本連盟(SJJJF)代表・村田良蔵氏は、「世界大会は、世界中の柔術家が、技術だけでなく文化や友情を共有する特別な舞台。世界をつなぐ世界連盟(SJJIF)、アジアをまとめるアジア連盟(ASJJF)、さらに日本連盟(SJJJF)が重なるとき、柔術は日本から世界へ、世界から日本へと循環し、より大きな力になります。2026年大会は、その連携の強さを証明する大会にします！」と語った。

スポーツ柔術アジア連盟(ASJJF)イベントディレクター・山田ミルトン氏は、「2024年は大型モニター、2025年は火花演出などで会場の一体感を高めました。2026年は視覚・音響をさらに強化し、“柔術史上初”級の屋内演出も検討しています！音楽・MC・ライブパフォーマンスを含め、選手と観客の感情を最大化するショーを創ります！」と、それぞれに意気込みを語った。

今年の世界大会について

開会式前の会場の様子

会場は連日観客で埋め尽くされた

「SJJIF WORLD JIU-JITSU CHAMPIONSHIP 2025」は9月に開催。

ASJJF 公式facebookより

大会について、スポーツ柔術アジア連盟(ASJJF)イベントディレクター・山田ミリアン氏は、「2025年9月18日から21日までの4日間、千葉県千葉市の千葉ポートアリーナで開催された今年の世界大会には、70ヶ国から参加した選手5,500人を含め、観客を合わせて延べ3万人が来場しました。」と語った。

写真左から日本連盟代表・村田良蔵氏、世界王者・ガブリエリ・ペッサーニャ選手氏、日本連盟副理事・廣鰭翔大氏

黒帯のガブリエリ・ペッサーニャ選手(ブラジル)

SJJIF主催大会への参戦は今回が初めてで、道着階級別、道着無差別級、ノーギ階級別、ノーギ無差別級の4冠を達成したガブリエリ・ペッサーニャ選手は大会についてこう語った。「この大会に参加できて本当に嬉しいです。自分の経験を次世代や子どもたちのモチベーションにつなげたい。来年は仲間をもっと連れて、必ず戻ってきます。」