Pacific Spatial Solutionsと三菱地所設計は、香川県丸亀市におけるコミュニティバスやデマンド型交通(※1)の利用促進や周辺地域の活性化を目指し、バス停SNSウェブアプリ「バスかめファン！」の試験運用を開始した。
「かめ丸」を育てて、まちのファンになる
バスを楽しみ(fun)、丸亀のファン(fan)の輪を広げる「バスかめファン！」は、丸亀市内のバス停についての要望や周辺スポットのシェアしたい情報を投稿したり、「いいね」することで、各バス停に住むキャラクター「かめ丸」をみんなで育てる、ゲーム要素を持ったウェブアプリ。
「バスかめファン！」は、各バス停の位置と時刻表を表示するだけでなく、その周辺エリアに関する声を収集するなど、利便性の高い機能を備えている。
これにより、地域住民・交通事業者・行政・観光客などの多様なステークホルダーをつなぐプラットフォームとなり、バスや地域の魅力を発掘する。「バスかめファン！」は、公共交通の利用を促進することで地域の活性化を図る、新たなまちづくりの取り組みの一環として運用される。
試験運用について
「バスかめファン！」は、公共交通オープンデータ協議会、国土交通省の主催による「公共交通オープンデータチャレンジ2024」(※2)の応募作品で、「公共交通オープンデータチャレンジ2024」の開催期間である3月14日(金)まで試験運用が行われる予定。期間中は誰でも利用可能だ。最新の開催情報は、「公共交通オープンデータチャレンジ2024」公式サイトで確認を。利用方法は「バスかめファン！」公式サイトをチェックしよう。
また、試験運用終了後の本格的な運用については、今後の検討を経て方針が決定される。
「バスかめファン！」を利用して、丸亀市のバスや地域の魅力を楽しんでみては。
バスかめファン！公式サイト：https://buskame.jp
公共交通オープンデータチャレンジ2024公式サイト：https://challenge2024.odpt.org
※1 デマンド型交通とは、利用者の予約に応じて経路やスケジュールを定め、運行される地域公共交通のこと。
※2 公共交通オープンデータチャレンジ2024は、各種の国内公共交通オープンデータ等を活用し、社会課題の解決や地方創生に資する新たなアプリケーションサービスを募集するもの(実施期間：2024年7月16日～2025年3月14日)。同アプリの開発に際しては、丸亀市でコミュニティバス事業を展開する琴参バスの運行データ(社会基盤情報流通推進協議会が公開)と、デマンド交通事業を展開する琴平バスの運行データ(同社より提供)を使用。
(yukari)
