廃棄物を有効活用するペット用品ブランド「Kocho’s Happy Cycle Action」誕生!第1弾製品は「茶殻」を使用した猫砂

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静岡県富士市に本社を構えるコーチョーは、社会課題解決型新事業ブランド「Kocho’s Happy Cycle Action」を設立。その第1弾製品として「茶葉まるごとin帰宅後もニオイ気にならない砂」を9月に発売した。

「Kocho’s Happy Cycle Action」について

Kocho’s Happy Cycle Actionロゴ

「Kocho’s Happy Cycle Action」は、廃棄物のない社会を実現するための商品サイクルを作ることを目的とし、廃棄物がなくなった結果、商品が販売終了することを最終目標として立ち上げた事業ブランドだ。

コーチョーの技術・ノウハウを活用し、社会課題である廃棄物に新たな価値を付与したモノづくりを行い、生活者に新たな意識的価値と行動の変化を生み出し、生活者ひとりひとりの廃棄物削減意識を向上させ、社会全体の廃棄物削減を目指している。

その結果、モノとコトの新たな好循環が生まれ、最終的に原材料である廃棄物ゼロ社会の実現を目指す。

廃棄される「茶殻」を活用した猫砂


「茶葉まるごとin帰宅後もニオイ気にならない砂」は、本来産業廃棄物として処理される、静岡の特産物であるお茶の「茶殻」をアップサイクルして生産。茶殻に含まれるカテキン成分を活かした猫砂だ。

この取り組みは、「Kocho’s Happy Cycle Action」にて掲げる5つの社会課題にチャレンジ(※1)し、製品を通じて生活者の意識変容を促すことを目的としている。

そして最終的には「廃棄物が無くなる=製品を作れなくなること(終売)」をゴールと位置づけ、地域循環型の仕組みを育み、持続可能な社会の実現を目指す。

この結果、地場産品であるお茶に新たな価値が生まれ、地場産品が取り巻く環境が変化、進化することで地域経済が好循環となり活性化することを目的としている。

製品発売の経緯

静岡県の産業課題

コーチョーは、創業以来、静岡県富士市で事業活動を行っており、静岡県の産業課題(※2)に対して取るべきアクションを定め、令和5年にアグリオープンイノベーション機構(以下、AOI機構)に協力を要請。地場産品廃棄物を活用したモノづくりを研究・開発してきた。

そして、製品づくりプロジェクトとして、コーチョーとAOI機構からなる「飲料残渣の有効活用茶殻カテキン成分を活かしたペット用品開発プロジェクト」のコンソーシアムを設立。

大渕フロント工場

AOI機構フォーラムメンバーの協力を得て、地元より排出される茶殻を活用した猫砂を、令和7年2月に竣工した大渕フロント工場にて生産し、同年9月に発売した。

今後もコーチョーは、「Kocho’s Happy Cycle Action」の取り組みのもと、廃棄物の無い社会を実現する商品サイクルを実現していく考えだ。

コーチョーについて

コーチョーは、1963年の創業当初、女性のアメニティライフに貢献したいという思いから、女性用生理用ナプキンを主力製品として製造・販売していた。

その後、大人用紙おむつ、ベビー用紙おむつとバリエーションを増やし、“人が使用するクオリティをそのままペットにも”をモットーに、現在ではペットシーツや猫砂のみならず、ペット用トイレタリー製品全般を提供。なかでも、「炭シート搭載 ネオシーツ超吸収DX」は、安心吸収、炭の力による消臭機能で高い評価を得ているそう。

同社は、経営理念にある「やさしさをかたちに」を基本理念に、社会貢献する商品づくりを心がけている。また、時代のニーズに合わせて製品や製造技術などの改良・開発を重ね、これからもよりよい製品を届けていきたいとしている。

廃棄物のない社会をブランド「Kocho’s Happy Cycle Action」の第1弾製品「茶葉まるごとin帰宅後もニオイ気にならない砂」を選んでみては。

コーチョー HP:https://www.kohcho.co.jp

※1 「Kocho’s Happy Cycle Action」について:https://www.kohcho.co.jp/happy_cycle_action
※2 静岡県「静岡県経済産業ビジョン2022~2025」より:https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/025/445/keisanbizyon2022honpen0330.pdf

(Higuchi)

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