看護師支援事業を行うマインヘルスケアが運営するオンラインコミュニティ「ナースライフバランス研究室」の有志メンバーにより構成されるナースまつり実行委員会は、11月9日(日)、医療・看護に興味がある、または看護師を目指す中高生とその保護者・教員を対象とした体験型無料イベント、ナース未来まつり「ナスみら」を東京都北区にある北とぴあにて初開催する。
参加費は無料だ。
現場さながらの「看護体験ブース」が登場
「ナスみら」は、医療や看護に興味がある、看護師を目指す中高生とその保護者・教員、看護師を志す社会人を対象とした体験型無料イベント。
会場内には、バイタルサイン測定や採血・点滴、AED操作、妊婦・高齢者疑似体験など、現場さながらの「看護体験ブース」を設置。
また、看護系大学・専門学校による「就学相談ブース」や、現役看護師や看護学生が語る「キャリアディスカッション」も予定しており、進学後や就職後のリアルなイメージをつかめる構成となっている。
そのほか「ミニセミナー」では、大学or専門学校どっちがいいの?、学費の話(奨学金、助成金)、模擬授業を実施。輪投げ、的当て、パーソナルカラー診断、ヘナタトゥー体験ができる縁日ブース、白衣を選んで記念写真ができるナース服フォトブースも用意される。
「看護キャリア大図鑑」「私のなりたい看護師」など学生参加型展示にも注目だ。
「ナスみら」の強みをチェック
現役看護師らで構成されるナースまつり実行委員会が企画・開催する「ナスみら」。その強みを紹介しよう。
1つ目は、現役の看護師がレクチャーするリアルな看護体験ができること。
2つ目は、参加する学校が複数あるため、進学相談を通じてそれぞれの特色を比較・理解することができる点。
そして、3つ目は、中立的な情報提供。特定の医療機関に偏った内容ではなく、中立的に看護の仕事や進学の可能性を知ることができるという。
これらにより参加者は幅広い視点から自分に合ったキャリアを考えるきっかけを得られるとする「ナスみら」。「ナスみら」は、従来の進路説明会では伝えきれなかった“看護のリアル”を、中高生自身が体験を通して理解できることが最大の特徴だ。
その結果、「親に勧められたから」「収入が安定していそうだから」といった理由だけで進路を決めるのではなく、自らの意思で進路を選ぶ力を育むことができるとする。これにより、進学後や就職後に「こんなはずではなかった」と挫折する人を減らし、持続可能な看護職キャリアの形成につながると考えているという。
将来的な看護人材不足の解決に貢献
現在、看護師の約8割が「辞めたい」と感じる一方で、高齢化の進展に伴い、看護人材への需要はますます高まっているという。しかし、2019年以降、看護系大学や専門学校の受験者数は減少傾向にあり、将来的な人材不足が深刻な社会課題となっている。
「ナスみら」は、こうした現状を変えるきっかけとして、進学前の段階から看護の魅力と現実をリアルに体験できる場を提供し、進路選択を支援することを目的としている。未来の看護人材を育む第一歩として、中高生に看護の魅力を伝えるだけでなく、教育機関・現場・社会をつなぐハブとなることを目指しているという。
「ナスみら」をきっかけに、看護職に興味を持つ学生と教育機関・現役看護師のつながりを深め、将来的な看護人材不足の解決にも貢献していく考えだ。「ナスみら」の詳しい情報は、下記の公式HPから確認を。
参加対象となる人は、ナース未来まつり「ナスみら」への参加を検討してみては。
■ナース未来まつり「ナスみら」
日時:11月9日(日)12:00〜18:00
会場:北とぴあ 展示ホール
住所:東京都北区王子1丁目11−1
公式HP:https://nurse-matsuri.com/student
(ソルトピーチ)
The post 【東京都北区】「北とぴあ」にて、看護師を目指す中高生などを対象にした「ナスみら」開催 first appeared on ストレートプレス:STRAIGHT PRESS - 流行情報&トレンドニュースサイト.