フードロス削減サービス「トクポチ」を運営するSTRKは、10月より新サービス『トポ米』を開始。
同サービスは農家から高く買い取り、消費者には安く販売することで、日本の米農家が抱える収益性・担い手不足の課題を解決することを目指す。第1弾として、滋賀県産近江米「キヌヒカリ」玄米30kgをテスト販売している。
米農家が直面する深刻な現状
『トポ米』のサービス誕生の背景には、米農家が直面する深刻な現状がある。
日本の米農家は厳しい経営環境に置かれており、例えば、約2,000坪の田んぼでお米を作っても、農家の手元に残る収入は年間わずか約25万円(人件費を除く計算)だ。
一方で、トラクターやコンバインといった機械の購入には600万~800万円もの初期投資が必要で、10年経てば再び買い替えが必要になる。
さらに、農林水産省の調査によると、全国の約7割の農家が次の担い手を確保できていないという現実も。このままでは農地が荒れ、地域全体の農業が衰退し、農村の消滅につながりかねない。
『トポ米』サービス概要
『トポ米』は、会員制フードロス削減サービス「トクポチ」を運営するSTRKが立ち上げた新サービス。
農家からは高く買い取り、収益性を確保し、安心して米作りを継続できる環境を提供する。「トクポチ」は会員費で運営しているため、商品流通での利益を追求せず適正価格を実現しているので、消費者へは安く販売できる。
『トポ米』のお米は固定価格で販売し、農家への負担や市場への影響を最小限に抑え、相場崩壊を防止する。まずは滋賀県から取り組みを始め、今後全国展開することを目指している。
第1弾の商品について
新サービス『トポ米』第1弾として、滋賀県産近江米「キヌヒカリ」玄米30kgをテスト販売中で、販売価格は18,900円(税込)+送料。
数量限定・1人1点限りとなっている。下記『トポ米』専用ページより購入できる。
玄米での販売となるので、精米は近くの精米所を利用のこと(目安は10kg約100円)。なお、物流オペレーションの都合上、『トポ米』商品は他商品と同梱不可となっている。
STRK代表の取り組み
フードロス食品の通販サイト「トクポチ」を運営するSTRKの代表取締役・我時朗(がじろう)さんは、フードロスそのものが無くなる世界を創るため活動している。
東京ドーム1.5個分の農地で自ら農業を行い、現場の声を直接聞いてきた中で、農家の苦しい声が日本中で上がっているという。『トポ米』は単なるお米販売ではなく、農家が安心して次世代へバトンを渡せる仕組みを作るための挑戦だ。
さらにお米だけでなく、他の農産物にも広げていくことを検討している。
この機会に、農家から高く買い取り、消費者に安く届ける『トポ米』を利用してみては。
『トポ米』専用ページ:https://tokupochi.com/pages/topomai
「トクポチ」HP:https://tokupochi.com
(さえきそうすけ)
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